美味しいアジフライを求めて走る旅 木更津市にあるカフェ風の綺麗な海鮮食堂『KUttA』で鯵尽くし!!

アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえるお店を紹介します。千葉県木更津市にある『海鮮食堂 KUttA(クッタ)』を訪れました。

アドベンチャーバイク3台で、アジフライ道連れ旅!?

 美味しいアジフライを求めて……の前に、筆者(増井貴光)がヤマハ「テネレ700」でまず向かったのは、千葉県君津市にあるオフロードのトレーニングができるフィールド「モトミックス」です。

今回は、ドゥカティ「デザートX」、アプリリア「トゥアレグ660」、ヤマハ「テネレ700」の試乗を撮影してからアジフライの旅へ。ライダーはモータージャーナリストの松井勉さん
今回は、ドゥカティ「デザートX」、アプリリア「トゥアレグ660」、ヤマハ「テネレ700」の試乗を撮影してからアジフライの旅へ。ライダーはモータージャーナリストの松井勉さん

 本サイト『バイクのニュース』に掲載されるアドベンチャーバイク3台の撮影で、筆者の本業(フォトグラファー)です。この日はアジフライの前に一仕事こなすというわけです。

 ライダーはモータージャーナリストの松井勉さん。モトミックスでアドベンチャーバイクのトレーニングの講師も務めています。ミドルクラスとはいえ重量もパワーもある大きなバイクを自由自在に操る松井さんは、Baja1000に始まりダカールラリーなど数々のラリーを走った経験を持つライダーでもあります。オフロードを走る姿がカッコ良かったです。

 27年前のホンダ「XR250」に乗っている筆者としては、3台ともオフロードでは走らせるのがやっとなレベルです。モトミックスでは「ファンライドトレーニング」というアドベンチャーバイクのオーナーのためのライディングスクールを開催しています。バイクやオーナーの技量に合わせた少人数制のトレーニングで、筆者も松井さんのトレーニングを受けたくなってしまいました。

 さて、撮影もそつなくこなし、松井さん、担当編集者のZさんと3人でアジフライ道連れ旅に走り出します。

試乗の撮影を終え、アジフライを求めて訪れたのは木更津市公設地方卸売市場内にある海鮮食堂「KUttA(クッタ)」
試乗の撮影を終え、アジフライを求めて訪れたのは木更津市公設地方卸売市場内にある海鮮食堂「KUttA(クッタ)」

 向かったのは木更津市公設地方卸売市場の敷地内にある海鮮食堂「KUttA(クッタ)」です。一般道を40分ほど走って到着。駐車場に大きなバイク3台を停めて「KUttA」に入ります。カフェ風の綺麗な店内は、オフロードウエアのオジサンには似つかわしくないとテラス席に座りました。

 メニューを見ると、地物の魚を使った海鮮丼など、どれも美味しそうです。アジフライは探すまでもなく、単品でもオーダーできる「鯵フライ」を発見。日替わりの「ミックスフライ」にもアジフライが入っていますが、ここは当企画のコンセプト通り「鯵フライ」を定食セットで頼むことにします。

 それにしても刺身、たたき、なめろうにフライがセットの「鯵食べ尽くし」も悩ましい……。ここで良いアイデアが浮かびます。1人で行くことが多い『美味しいアジフライを求めて走る旅』ですが、今回は3人なので、シェアすれば色々な鯵料理が食べられるのです!

 筆者と松井さんは「鯵フライ」の定食セット(1188円)、Zさんは「ミックス天丼」(1628円)を、更に単品で「鯵のたたきとなめろう」(770円)と「鯵のさんが焼き」(528円)をオーダーして鯵尽くしになりました。

筆者と松井さんが頼んだ「鯵フライ」の定食セット(1188円)。ご飯は大盛り無料、味噌汁と佃煮、漬物がセット。単品でのオーダーもできる
筆者と松井さんが頼んだ「鯵フライ」の定食セット(1188円)。ご飯は大盛り無料、味噌汁と佃煮、漬物がセット。単品でのオーダーもできる

 数日後に松井さんが参戦する『アジアクロスカントリーラリー2022』の話などをしているうちに料理が続々とやってきます。

「鯵フライ」は、大きめで厚みのある半身が2枚、食べ応えがありそうです。付け合わせのキャベツとトマト、それにタルタルソースが大きなアジフライに隠れています。アサリの佃煮と漬物、ご飯は大盛り、アオサの味噌汁で定食です。

 早速アジフライからいただきます。揚げ具合は深め。サクサクの衣がいい感じです。身は、下味薄めで脂が乗っています。筆者的には、タルタルよりソースが合いました。

 続いて「鯵のたたきとなめろう」をいただきます。新鮮な鯵なのでどちらも美味しいです。そして「鯵のなめろう」を焼いた「さんが焼き」は、鯵のつくねといった食感でご飯のおかずでも酒の肴でもいけそうな味です。

 大盛りにしたご飯も、美味しいおかずが多くて足りないくらいの超満足なランチとなりました。

海鮮食堂「KUttA(クッタ)」の「鯵フライ」は大きめの半身が2枚。地物のアジは脂が乗っていて味も食べ応えも満足
海鮮食堂「KUttA(クッタ)」の「鯵フライ」は大きめの半身が2枚。地物のアジは脂が乗っていて味も食べ応えも満足

 木更津からは、すぐにアクアラインにアクセスできるので、都心へ帰るのもあっという間です。寒くならないうちに編集部へ戻ろうと、3台のバイクで走り出しました。

■海鮮食堂 KUttA(クッタ)
所在地:千葉県木更津市新田3-3-12 木更津市公設地方卸売市場内
営業時間:平日9時・土日8時~15時(水曜定休・祝祭日営業)
※営業時間、休日は変更となる場合があります

【画像】千葉県木更津市にある『海鮮食堂 KUttA』のアジフライを見る(19枚)

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Writer: 増井貴光

旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110

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