ブリヂストンサイクルから日本発の最先端ロードバイク「ANCHOR RP8」登場 アマチュアサイクリストにとって色々優しい!?
ブリヂストンサイクルが展開するスポーツバイクブランド「ANCHOR(アンカー)」に、新型ロードバイク「ANCHOR RP8(アールピー・エイト)」が登場しました。どのような特徴があるのでしょうか。
ミドルグレードの競技用バイク、フラッグシップモデルをベースに開発
ブリヂストンサイクルが展開するスポーツバイクブランド「ANCHOR(アンカー)」に、新型ロードバイク「ANCHOR RP8(アールピー・エイト)」が登場しました。
フラッグシップモデル「RP9」のフォルムをベースとし、カーボンファイバーのグレードを抑えることで低価格化を実現。「8」は「アンカー」シリーズのミドルグレードを示しています。
ロードバイクに求められる3つの要素である剛性、エアロダイナミクス、重量のバランスが良く、「RP9」の主要な部位の剛性と比較して約90%としながらも走行フィーリングは上位モデル譲りとなっており、フレーム形状は同一のため、優れたエアロダイナミクス性能を確保しています。
フレーム・フロントフォークセットの重量は1450gと、流線形のボリュームのあるフレーム形状ながらも軽量に仕上がっています。
また、電動シフト/ワイヤーシフト両方のコンポーネントに対応し、汎用性も高く、好みのパーツで組み上げる幅が広がっています。
価格(消費税10%込み)は、コンポーネントに「SHIMANO 105 Di2」を搭載した完成車「RP8 105 Di2」が55万円、フレーム・フロントフォークセットの「RP8 フレームセット」は30万8000円です。
カラーはレーシングブラックとレーシングホワイトの2色展開、サイズは身長155~188cmまで対応する4種類が用意され、発売は2023年4月頃を予定しています。
物価上昇が叫ばれるなか、「RP8」はお手頃な(?)価格を実現した本格的な最新国産ロードバイクと言えるのではないでしょうか。
Writer: 山本健一
サイクルジャーナリスト(人力バイクのほう)。ジャーナリスト歴20年、自転車競技歴25年の公私ともに自転車漬け生活を送る。新作バイクレビューアー、国内外レースイベントやショーの取材、イベントディレクターなど、活動は多岐にわたる。