【SBK第2戦インドネシア】ドゥカティのバウティスタが2勝
スーパーバイク世界選手権(WSBK)の2023年シーズン第2戦インドネシア決勝レースが3月4日から5日にかけてマンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで開催されました。今回のレースではアルバロ・バウティスタ選手(Aruba.it Racing – Ducati)が2勝、トプラク・ラズガットリオグル選手(Pata Yamaha Prometeon WorldSBK)が1勝をあげています。
トップを独走するバウティスタ選手
スーパーバイク世界選手権(WSBK)の2023年シーズン第2戦インドネシア決勝レースが3月4日から5日にかけてマンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで開催されました。

決勝レース初日のレース1(21周)では、アルバロ・バウティスタ選手(Aruba.it Racing–Ducati)が優勝。2位にトプラク・ラズガットリオグル選手(Pata Yamaha with Brixx WorldSBK)、3位にアンドレア・ロカテッリ選手(Pata Yamaha Prometeon WorldSBK)が入賞。
翌5日に行われたスーパーポールレース(赤旗中断により10周→8周)ではラズガットリオグル選手が優勝。2位にアンドレア・ロカテッリ選手、3位にアレックス・ロウズ選手(Kawasaki Racing Team WorldSBK)が入賞しています。
また、同時に行われたレース2(赤旗中断により21周→14周)ではバウティスタ選手が優勝。2位にラズガットリオグル選手、3位はチャビ・ビエルゲ選手(Team HRC)が入賞しています。
今回のレースを終え、ランキングトップにつけるバウティスタ選手は次のようにコメントしています。
■アルバロ・バウティスタ選手(Aruba.it Racing–Ducati)

「レース1は思ったほど簡単なことではありませんでした。気温が高いので、周回を重ねるごとにタイヤをベストな状態にコントロールすることがとても重要でした。レース序盤は、フロントタイヤに負担をかけないよう、トプラクの後ろにつけていた。そして、彼をオーバーテイクできるポテンシャルがあることに気づき、さらに大勢の追走グループから抜け出すことができました。昨年はこのサーキットでかなり苦戦を強いられたので、うれしい限りです。
また、スーパーポール・レースからレース2までは、すべてがうまくいきました。午前中にクラッシュしたのは、ジョナサンに抜かれた後、コースの汚れた部分に入り込んでしまったからです。
レース2は10番手からのスタートでしたが、このサーキットは攻めるポイントが少ないので、簡単ではなかったです。赤旗の後、リナルディのペースがとても速かったので、もう追いつけないと思っていましたが、最終的には1位を獲得することができました。自信もあったので、自分たちが競争力があることを証明し続けたいです」。