ヤマハ「YZF-R7 YAMAHA FACTORY RACING TEAMフェアリングキット」発売 装着車両を一般公開【大阪モーターサイクルショー】

ヤマハは、2023年3月17日から19日にかけてインテックス大阪で開催中の「大阪モーターサイクルショー」で「YZF-R7 YAMAHA FACTORY RACING TEAMフェアリングキット」装着車両を公開しました。

須賀克行選手のレーシングマシンをモチーフにデザイン

 ヤマハは、2023年3月17日から19日にかけてインテックス大阪で開催中の「大阪モーターサイクルショー」で、完全受注生産となる「YZF-R7 YAMAHA FACTORY RACING TEAMフェアリングキット」装着車両を公開しました。

ヤマハ「YZF-R7 YAMAHA FACTORY RACING TEAMフェアリングキット」装着車両
ヤマハ「YZF-R7 YAMAHA FACTORY RACING TEAMフェアリングキット」装着車両

 2021年に登場した新生YZF-R7は、1999年に世界限定500台が発売された当時のモデル(排気量749ccの並列4気筒エンジン搭載)とは異なり、MT-07と同じく最高出力73hp/8750rpmを発揮する排気量688ccのCP2(クロスプレーンコンセプトの2気筒)エンジンを搭載したフルカウルモデルです。

 ヤマハ「YZF-R」シリーズの中で最も小さいフロント面積とすることで空力効率を最大限に高めたYZF-R7では、シリーズ共通イメージの精悍なフロントフェイスとしながら、LEDヘッドライトをセンターに配置するほか、クリップオンハンドル、リセスドフットペグ、バンプストップシートを採用することで、スポーティなライディングポジションを実現しています。

 YSP(ヤマハモーターサイクルスポーツプラザ)で販売されるYZF-R7 YAMAHA FACTORY RACING TEAMフェアリングキットは、2023年の国内最高峰の二輪ロードレース「JSB1000」において12度目のチャンピオン獲得に挑む中須賀克行選手のレーシングマシン「YZF-R1」のカラーリングをモチーフにしたもので、大胆なホワイトラインと新規開発グラフィックで見る人を魅了するファクトリーレースカラーを採用しています。

「お客様やピットクルーから一目で分かるカラーリングにしてほしい」というレース現場からの声を反映するため、サイドカウルには白のラインを大胆に追加することで、多くのレースマシンがしのぎを削るサーキット内でも、一瞬で認知されるデザインに仕上げられています。

 新規開発の「基材レスグラフィック」により「貼った感」の無い、カウルに直接印刷されたかのようなグラフィックを実現したYZF-R7 YAMAHA FACTORY RACING TEAMフェアリングキットの価格(消費税10%込み/取付工賃別)は33万円です。

 YSP店頭にて注文受付となり、受注期間は2023年3月15日(水)から4月26日(水)まで、発売時期は同年7月の予定です。

 なお、シリアル番号入り限定エンブレムが付属するほか、購入者はプライスレス体験会(ヤマハ発動機本社工場の見学ツアー、シリアル番号付き限定エンブレム 貼り付けセレモニー、デザイン開発秘話のトークセッション、VR空間でのR7開発体験、愛車フォトセッション)への参加券が付与されます。

■フェアリングキットのセット内容
・フロントアッパーカウル
・フロントロアカウル
・フロントフェンダー
・タンクセンターカバー
・タンクサイドカバー(左右セット)
・サイドアッパーカウル(左右セット)
・サイドロアカウル(左右セット)
・アンダーカウル(左右セット)
・テールカウル(左右セット)
・パネルコンソール(左右セット)
・シリアル番号入りエンブレム(シリアル番号は選べません)

【画像】ヤマハ「YZF-R7 YAMAHA FACTORY RACING TEAMフェアリングキット」装着車両を画像で見る(12枚)

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