若手育成にも貢献!? 愛弟子はスペインスーパーバイク選手権デビューの中村龍之介選手!レーシングライダー大久保光のレースレポート
レーシングライダーの大久保光選手がアドバイザーとして参加した、スペインスーパーバイク選手権(ESBK)。その様子をレポートしてくれました。
スペインスーパーバイクで初アドバイザー
皆様こんにちは!大久保光です。今回はESBK(スペインスーパーバイク選手権)の事前テストについて、書いていきたいと思います。しかし今回はライダーとしての参加ではなく、アドバイザーとしてテストに参加しました。

まずは、アドバイザーとしてESBKに行くことになった経緯ですが、昨年の全日本ロードレース選手権で併催されているMFJカップのJP250クラスで、見事シリーズチャンピオンを獲得した中村龍之介選手が、今シーズンはESBKのSS300クラスにフル参戦をする事になったのですが、彼自身ヨーロッパでのレースが初めてで、言葉も話せないとの事。
そこで開幕戦前の事前テストで彼のお手伝いと、ライディングアドバイスをする事になり、ESBKのテストに向かいました。
今回のテストは、スペインにあるヘレスサーキットで行われました。
彼は、ヘレスサーキットを走るのは初めて。今年から使用するバイクも初のヤマハ「R3」と、初めて尽くし。まずはサーキット、バイク、タイヤに慣れるところからのスタートです。

中村選手は走行するたびに少しずつタイムアップを果たし、チームの雰囲気もよく、走行後のミーティングでも片言の英語ながらもしっかりコミュニュケーションを取れている印象。早くもヨーロッパでのレースに慣れてきている様子で、アドバイザーとしてはひと安心です。
しかし、テスト2日目はエンジンのトラブルが発生。急遽、レーサー用エンジンから市販車用ノーマルエンジンに積み替えての走行となりました。急なトラブルで、ストック用エンジンになった事もあり、ストレートスピードは伸びませんでしたが、そんな状況下でもしっかりと自己ベストタイムを更新できていて、さらにひと安心。
トップのタイムとは4秒差となりましたが、初めてづくしの環境でしっかりとチームに対して、実力をアピールできたのではないかと思います。

そして私自身、初めてライダー個人のアドバイザーという立場でサーキットに行きましたが、改めて他のライダーへの走り方やセットアップの教え方、そしてコースサイドで走りを観察し、修正点を伝える難しさを実感。同時に、他のライダーの走りを見ることで、しっかりと自分自身も学ぶことが沢山あり、良い経験になりました。
ESBKのレーススケジュールは、私自身のレースと日程が重なっているところが多く、次に中村選手の走りを観られるのは10月となりますが、それまでにどれだけ成長しているのかが、今から楽しみで仕方ありません。また、私も負けないように本業のレースを頑張っていきたいと思います。

ちなみに、4月上旬にESBKがヘレスサーキットで開幕し、中村龍之介選手の結果は2レースとも17位と、ポイント獲得まであと一歩のレースでしたが、ラップタイムはテストの時より3秒ベストタイムを更新したとのこと。次戦が楽しみです。
ESBKは、YouTubeのRFMEというチャンネルでLIVE配信もされているので、皆さんも是非、中村選手に注目してください!
Race week !!!!@FIM_EWC @fimewc_JAPAN pic.twitter.com/Hrt572KHqc
— Hikari Okubo 大久保 光 (@hikari_No78) April 10, 2023











