ホンダのスクランブラー「CL250」の開発担当者に魅力を聞いた! 〜小野木里奈の○○○○○日和〜

『小野木里奈の○○○○○日和』は、ホンダの新型スクランブラー「CL250」のデザイン、エンジンのフィーリングについてお話をお聞きしました。ライフスタイルにスパイスを与えてくれる「CL250」の魅力に迫ります。

バイクは人が乗って初めて完成することがデザインのポイント!

 皆さん、こんにちは!バイク好き女優の小野木里奈です。ホンダ『CL250』が2023年5月18日に発売されました。先日、試乗会にて私も試乗させていただきました。

 初心者ライダーの方でも扱いやすく、公道やオフロードに至るまで幅広い場面で活躍できるバイクの登場です。今日は開発チームの皆さんからお話を伺い、その魅力に迫ろうと思います。

ホンダ「CL250」の開発チームの皆さん
ホンダ「CL250」の開発チームの皆さん

『CL250』のカラーリングは、「キャンディーエナジーオレンジ」、「パールカデットグレー」、「パールヒマラヤズホワイト」の3色展開です。一番最初に私が目についたのは、『キャンディーエナジーオレンジ』のタンクの色。名前の通り、エネルギッシュで鮮やかなオレンジは好感度MAX!デザインについて開発チームの一員、黒木さんにお話を伺いました。

『CL250』は、「キャンディーエナジーオレンジ」、「パールカデットグレー」、「パールヒマラヤズホワイト」の3色展開
『CL250』は、「キャンディーエナジーオレンジ」、「パールカデットグレー」、「パールヒマラヤズホワイト」の3色展開

小野木:『CL250』のデザインについてのこだわりを教えてください。

黒木さん:常に“バイクは人が乗って初めて完成する”ということを考えています。『CL250』は若いライダーの方や初心者ライダーの方にも気に入っていただけるデザインを意識しています。格好良さを意識するためにアップマフラーを採用したり、カラーリングにもこだわって設計しています。

小野木:『レブル250』や『GB350』とはまた全然違ったスタイルで、特にオレンジのカラーリングも珍しく思いました。

3色ともラメが入っているタンクの塗装にも注目していただきたい
3色ともラメが入っているタンクの塗装にも注目していただきたい

黒木さん:そうなんです。ぜひタンクの塗装にも注目していただきたいと思っています。3色ともラメが入っていて、艶感もあって立体感のある仕上がりになっています。ご覧の通り『CL250』のデザインで色が一番目立つのはタンク部分。だからこそタンクの塗装一つにもちゃんとこだわりたかったんです。

小野木:塗装にも高級感がありますね。個人的には、特に「キャンディーエナジーオレンジ」のタンクの色はとてもフレッシュで、パァッと気持ちが湧き上がる素敵な色だと思いました。

黒木さん:ありがとうございます。私もこの色は気に入っているんです(笑)。他にもモノトーンが好きな方は「パールヒマラヤズホワイト」、洋服も合わせやすく落ち着いた色味が好きな方は「パールカデットグレー」をオススメです。

エンジンの鼓動を感じることが開発のポイント!

 初めて『CL250』に試乗してエンジンをかけた時、真っ先に印象的だったのはエンジン音。そして、スタート時点でバイクの「ドッドッドッ…!」という迫力のある鼓動が印象的でした。ここで、開発チームの一員、平丸さんにお話を伺いました。

エンジンの鼓動が感じられるところにフォーカスを当てた
エンジンの鼓動が感じられるところにフォーカスを当てた

小野木:『CL250』のエンジンの特徴はなんですか?

平丸さん:「CL250」にはエンジンの鼓動が1発ずつ感じられるところにフォーカスを当てています。速いスピードで走らせなくても“バイクならではの性能の魅力が伝わればいいな”、という思いを込めて設計しています。“初めてバイクを乗る方”にターゲットを当てて開発しました。

荒れた路面でもバイクから伝わる振動が体にキツく感じることはない
荒れた路面でもバイクから伝わる振動が体にキツく感じることはない

小野木:荒れた地面の上を走ってもバイクから伝わる振動が体にキツく感じない乗り味も印象的でした。

平丸さん:オフロードの路面を走った時のことも考えて、バイクから伝わる振動が柔らかくなるよう意識して設計しています。

小野木:たしかにプロモーションビデオでは、公道だけでなくオフロードのような路面を走るシーンもありましたね。

その人にとって、バイクの世界へ広がりを持たせてくれるのが『CL250』
その人にとって、バイクの世界へ広がりを持たせてくれるのが『CL250』

平丸さん:例えば、キャンプ場へ向かう途中に偶然そういうダートの路面を走ってしまったという状況もあると思うんです。そんな時、『CL250』を乗っていれば、「あっ意外と走れるんだ!ダートって面白い!」と感じてほしいんです。そこを入り口に、「もっとオフロードへ特化したバイクにもチャレンジしたい!」と、興味を持っていただきたいと考えています。その人にとって、バイクの世界へ広がりを持たせてくれるのが『CL250』だと思います。『CL250』が皆さんのライフスタイルにスパイスを与えてくれたら嬉しいですね。

※ ※ ※

 開発チームの皆さんの生き生きと魅力を語る様子が、まるで『CL250』のエネルギッシュな雰囲気にも表現されているようでした。気になる方はぜひ試乗してみてはいかがでしょうか。

 それでは、また次の月曜日にお会いしましょう!

小野木 里奈 Rina Onogi

【画像】ホンダのスクランブラー「CL250」の画像を見る

画像ギャラリー

Writer: 小野木里奈

女優。両親の影響で幼い頃にはバイクに憧れを持ち、23歳で大型バイクの免許を取得。いつか自分もお気に入りのバイクを見つけて、友達とツーリングに行くのが夢。初心者の立場で感じたことを素直に発信する。

最新記事