カワサキ初のバイク用オリジナルフォント 電動バイクとハイブリッドバイクで採用

株式会社モリサワは、カワサキモータース株式会社が初めて手がけた電動バイクおよびハイブリッドバイクにオリジナルフォントを開発、提供しました。

今後は他のモデルへも採用

 株式会社モリサワは、カワサキモータース株式会社が初めて手がけた電動バイク「Ninja e-1」「Z e-1」およびハイブリッドバイク「Ninja 7 Hにオリジナルフォントを開発、提供しました。

カワサキ・オリジナル・フォント「Kawasaki Type 001」「Kawasaki Type 002」を採用した電動バイク・ハイブリッドバイクのTFTメーター
カワサキ・オリジナル・フォント「Kawasaki Type 001」「Kawasaki Type 002」を採用した電動バイク・ハイブリッドバイクのTFTメーター

 国内の導入にむけて準備が進められている「Ninja e-1/Z e-1」は、欧州のA1ライセンス(排気量125cc以下かつ最高出力が11KW(15馬力)以下のバイクに対応した免許区分)に対応する近距離コミューターとしての活用を想定して登場したモデルです。

カワサキの電動バイク「Ninja e-1」
カワサキの電動バイク「Ninja e-1」

 また、世界初(2023年10月6日現在、大手パワースポーツメーカーの量産モデル※スクーターを除く)の量産型ストロングハイブリッド車(モーターのみでの走行が可能)「Ninja 7 Hybrid」は、新開発の451ccパラレルツイン水冷4ストロークエンジンとトラクションモーター+バッテリーを組み合わせたモデルで、650ccから700ccクラスのミドルサイズでありながら、カワサキのEVですでに採用されているe-boost機能を搭載することで1000ccクラスのスーパースポーツモデルに匹敵する発進加速性能を可能にしています。

カワサキのハイブリッドバイク「Ninja 7 Hybrid」
カワサキのハイブリッドバイク「Ninja 7 Hybrid」

 大阪市に本社を置くフォントメーカー「モリサワ」と共同開発されたカワサキ初のバイク用オリジナルフォントは、「Kawasaki Type 001」と「Kawasaki Type 002」の2つで、TFTメーターの時計部分に「Kawasaki Type 001」、それ以外のスピード、ギアポジション、バッテリー表示などに「Kawasaki Type 002」が使用されています。

 また、車両の状態や走行ログなどを確認するためのアプリ『RIDEOLOGY THE APP』にも「Kawasaki Type 002」が採用されています。

「Kawasaki Type 001」「Kawasaki Type 002」は、いずれも走行中の振動や天候などさまざまな状況下における視認性を重視しつつ、「Kawasaki Type 002」はスピード感やメカニック感といった個性をデザインで表現し、「Kawasaki Type 001」は、より幅広いモデルでの使用を想定。ともに、今後、カワサキが発売するモデルに採用される予定といいます。

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