美味しいアジフライを求めて走る旅 金沢八景の地魚食堂『Sand fish』でゴージャスな定食に大満足!!
アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえる店を紹介します。神奈川県横浜市、金沢八景の地魚食堂『Sand fish』を訪れました。
釣り船が並ぶ町、美味い地魚と「島」散策!?
美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)が愛車のホンダ「CT110」で走ってきたのは横浜市の金沢八景です。午前中に「CT110」のリアサスペンションを交換しようと外したものの、工具が足りないことに気付いて結局元に戻しました。時計を見ると昼時。腹が減ったと、アジフライを求めて走り出しました。

国道16号を横浜方面から南下して京急「金沢八景駅」の手前を左折、橋を渡ると右側に目的の店がありました。今回訪れたのは地魚食堂「Sand fish」です。店の前に置かれたメニューボードを見ると「アジフライ定食」が太字で目立つように書いてあります。これは期待「大」です。
店内には水槽が置かれ、カフェ的な雰囲気です。テーブル席についてランチメニューを見ると、アジフライがメインなのは先ほどの「アジフライ定食」だけでなく、「B定食」もあります。店の女性スタッフに訊いてみると「アジフライ定食」はアジフライが3枚、「B定食」はアジフライが2枚にお刺身のセットだそうです。10秒ほど悩んで「B定食」をオーダーしました。
窓際の席で外の景色がよく見えます。こちらの店は「つり船 荒川屋」に併設で、階下が桟橋のようになっています。釣り船で釣ってきた魚も調理してくれるそうです。筆者もまたアジ釣りに挑戦して、自分で釣ったアジを食べたいなぁなどと妄想していると「B定食」が出来上がってきました。

大きなトレーにはアジフライが2枚にお刺身、サラダに小鉢、ごはん、みそ汁などたくさんの器が並びます。この日の小鉢は煮魚、煮物、マカロニサラダ、おひたし、魚の卵の煮物です。数が多くてびっくり。お刺身はアジとイシモチの炙りの2種が盛られていました。なかなかゴージャスな定食です。
まずはアジフライからいただきます。普通サイズですが、厚みはそこそこあります。粗めのパン粉で揚げ具合が良く、サクサク食感です。身はふわっと柔らかめ。尻尾が黄色いので金アジでしょうか。アジそのものの味が美味しく、自家製のタルタルとよく合います。
お刺身のアジもイシモチも新鮮で、小鉢も全て美味しいです。おかずが多くてごはんを大盛りにすれば良かったと思いましたが、食べ終えたらお腹いっぱい。曜日によって夜営業もあるようなので、湾の景色を眺めながらアジフライを肴にビール、なんてのも良さそうな店でした。
大満足で店を後にして、向かったのはバイクで数分の「野島町」です。横浜で島と言えば「八景島」が有名ですが、じつは人工島です。その隣にある「野島」は自然の島で、かつては江ノ島のように砂州で陸続きだったようですが、現在は整備されて3本の橋で行き来できます。