カワサキバイクの代表格「Ninja(ニンジャ)」40周年!どんな歴史を辿ってきたのか?
GPZ900R Ninja(ニンジャ)の後継モデルたち
そして初代ニンジャが成功したことで、カワサキはGPZ900Rをベースにした後継モデルを次々と世に送り出します。

1986年に登場した「Ninja1000R」、1988年の「Ninja ZX-10」、さらに1990年の「Ninja ZX-11」など、北米仕様のみニンジャの称号が与えられていました。ちなみに欧州名は、順に「GPZ1000RX」「ZX-10」「ZZ-R1100」となっています。
いずれもGPZ900Rを上回る性能を発揮していましたが、初代ニンジャの人気が高いこともあってセールスを超えることはできなかったようです。
一方日本国内ではどうだったかというと、当時はバイクの排気量を750ccまでとする自主規制がありました。そのためカワサキは1984年に、初代ニンジャと同じ車体とデザインを有する「GPZ750R」を販売します。ただ、国内モデルの車名やボディには「Ninja」の文字は付けられていませんでした。
しかし、翌年の1985年に登場したシリーズモデルの「GPZ400R」は、1989年モデルから「Ninja」のロゴが車体に入れられるようになります。また、1987年登場の「GPX250R」の後期型も「Ninja」のロゴが採用されるようになり人気を博しました。
このように、カワサキを代表するスポーツモデルは、「ニンジャ」の愛称がライダーの間で徐々に浸透していきました。ただ、国内モデルで正式に「ニンジャ」の名称が付けられたのは、初代が発売されてから10年後の1994年に登場した「Ninja ZX-9R」が最初です。
その後、2000年代に入ると、スポーツモデル以外の「ニンジャ650」や「ニンジャ250R」にもニンジャのネーミングが採用されるようになりました。そして現在では、カワサキのフルカウルモデルのラインナップといえば「ニンジャ」という構図が生まれるようになったのです。

なお、初代ニンジャのGPZ900Rは、形式のA1からA16まで時代の変化にあわせて進化しながら生産が続けられました。しかし、世界的に強化された排ガス規制によって2003年に生産終了となり、20年の歴史に幕を閉じました。
現代におけるスーパースポーツの先駆けとして、かつて世界最速の称号を手にした初代ニンジャ。生産終了から20年以上経っても人気が衰えることなく、現在も多くのライダーに高く支持され続けています。
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カワサキを代表する「ニンジャ」が、デビューしてから40周年を迎えます。ニンジャは多くのライダーにとって、特別な存在であったからこそロングセラーモデルとなったのかもしれません。これからも、ニンジャがどのような進化を遂げていくのか、カワサキの動向に注目していきましょう。



















