そろそろ「春の全国交通安全運動」!バイクが特に注意すべきポイントは?
春の全国交通安全運動の重点テーマとは
運動の重点テーマから考えると見えてくるのが、歩行者優先の原則にもとづく、横断歩道の手前での減速や停止義務のルールの厳守です。横断歩道での歩行者との接触事故は後を絶たず、特に多いのが信号の無い横断歩道で歩行者が渡ろうとしているにもかかわらず、車両が停止せずに走り抜けてしまうパターンです。
信号のない横断歩道を横断中または横断しようとしている歩行者がいるときは、手前で一時停止をして進路をゆずらなければなりません。これに違反した場合は「横断歩行者等妨害等違反」となってしまうため、注意が必要です。
また運動期間中は、こどもの通学路や繁華街など、人の行き来が多い横断歩道での警察の取り締まりが厳しくなると予想されます。こうした場所をよく走るライダーは、歩行者の動きに十分注意しながら、走行することが大切です。

そして、交通違反の中でもっとも多いのが「一時停止違反」です。普段から取り締まりがおこなわれている印象ですが、期間中はより取り締まりを強化して実施されると思われます。特に注意したい場所が、事故が起きやすい信号機のない交差点や見通しの悪い路地、合流ポイントの手前などの危険が多い一時停止が定められた場所です。
こういった場所には、「止まれ」の道路標識と停止線が設けられています。停止線を超えてたり、完全に止まらなかったりした場合は、一時停止とは認められず違反となってしまうため、十分に停止しなければなりません。特に、赤い逆三角形の標識をうっかり見落とさないように、注意しながら運転する必要があります。
それから、重大な事故につながりやすい「速度超過違反」も気を付けたいところ。見通しのよい直線道路や下り坂が続く道路などは、ついうっかりしてスピードを出しがちです。
このような場所では、警察が取り締まりを強化しているケースも少なくありません。走行中の道路の指定最高速度および、スピードメーターの表示速度をよく確認しながら、速度オーバーにならないよう、注意を払いながら運転することが重要です。
そのほか、渋滞中などでバイクがやりがちなのが「進路変更禁止違反」です。交差点の手前にあるオレンジ線は、原則として進路変更ができません。また、交差点や横断歩道、踏切などの手前から30m以内の場所も、追い越しのための進路変更が禁止されている点には注意しましょう。

都市部の道路に多い、バスレーンの走行も注意したいところ。バス専用レーンとバス優先レーンがあり、混雑する朝夕の時間帯では通行が指定されているケースがほとんど。ただし50cc以下の原付一種は、レーンに関係なく通行できます。
それ以外のバイクの場合、表示されている時間帯に限り、バス専用レーンは左折するときなどを除いて通行禁止です。バス優先レーンでは、バスが近づいてきたら速やかにレーンから出なければなりません。これらを守らなかった場合は「路線バス等優先通行帯違反」になる点は覚えておきましょう。
また、交通違反だけでなく、事故にも気を付けなければなりません。バイクで多い事故が、交差点での右折待ちのクルマと衝突する、いわゆる「右直事故」です。
クルマのドライバーからは、前方から走ってくるバイクが実際よりも遠くに見えることがあります。交差点に進入するときは、スピードを控えめにしてクルマの動きに注意することが大切です。
なお、バイクのすり抜け運転は、直接取り締まる法律はありません。しかし、すり抜けはクルマの死角に入ることが多く、特にトラックやバスなどの大型車のドライバーから見えにくくなるので、左折時の巻き込み事故の危険性が高まります。強引なすり抜けや無理な追い越しは非常に危険な行為なため、絶対にやめましょう。
また、ヘルメットは使っているうちにあご紐が緩むことがあります。万が一事故が起こった際に、外れてしまっては被っている意味がありません。今一度緩んでないか確認し、短い距離でも必ずあご紐をしっかり締める習慣をつけておくと安心です。
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日頃から安全運転を心がけている人でも、ルールを忘れてしまっていたり、一瞬の気の緩みが事故につながる可能性があります。自分の運転を過信せずに「春の全国交通安全運動」をきっかけに、交通ルールや安全マナーを見直してみてはいかがでしょうか。









