乗り味もクラシック! 現代によみがえる“サンパン”は見掛け倒しじゃないぞ!! ロイヤルエンフィールド「クラシック350」試乗
合計9色を展開するロイヤルエンフィールド「クラシック350」は、ネーミングの通りヴィンテージなスタイルが魅力のひとつですが、トルクフィールやハンドリングもまた原点回帰し、オールドバイクファンを唸らせます。1971年(昭和46年式)のダブワン(カワサキW1SA)を愛車に持つバイクライター青木タカオさんも乗ると舌を巻くばかりでした。
ネオクラではなくクラシックそのもの!
オートバイはシンプルなほどいい。昭和の時代がよかった。だから現行車はやめておこうなんて、思っている人がもしいるならチョット待っていただきたい! いま新車で買える最新モデルにも、ヴィンテージムード漂うとびっきりの1台があります。ロイヤルエンフィールド『CLASSIC 350(クラシック350)』です。

つい“ムード”と口走ってしまいましたが、その名の通りクラシックそのもので、スタイルを往年のモデル“風”に仕上げただけではありません。

スペックだけじゃない! 乗り心地も◎
エンジンは排気量349cc空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒で、ボア・ストロークは72×85.8mm。最高出力20.2PS/6100rpm、最大トルク27Nm/4000rpmと、スペックもまた穏やか。ただし、スペックがおとなしいからと言って、クラシックそのものなんていうのは早合点です。
バランサーを1軸にしたロングストローク設計のシングルエンジンは、スペック以上に元気ハツラツとしていて、鼓動感は演出されたものではなく燃焼室での力強い一発ずつの爆発をリアルに乗り手に伝えるもの。
速度がまだ上がらないうちに、高いギヤにかき上げてトコトコ走らせることもできるし、回転を引っ張り上げればパワーを粘り強く絞り出して高揚感が得られます。

穏やかなハンドリングで親しみやすい
後輪の駆動力が路面へしっかりとかかるトラクション性能を確かめつつ、フロント19インチのおおらかなハンドリングで操るライドフィールもまた昭和感がタップリ。リヤは18インチ、神経質さがなく気持ちよくアクセルが開けられます。
大きすぎない、ちょうどいいサイズ設定も親しみやすい。車体重量は195kgで、車格を考えれば現代のバイクにしては重い。しかし、適度な大きさと重量感がこれまた懐かしくもあります。
シート高は805mmで、身長175cmの筆者の場合、両足を地面に下ろしてカカトまでベッタリと届きます。幅広なハンドルで、ステップも自然な位置。ゆったりとしたライディングポジションもまた、しっくりときます。

















