大雨の日には気をつけたいアンダーパス! どんな時に注意が必要?
ゲリラ豪雨が多くなるこの時期に気をつけたいアンダーパスの冠水。どういった時に冠水のリスクが高まるのでしょうか。また、ライダー自身ができる対策はあるのでしょうか。
豪雨の際によく取り上げられるアンダーパスの冠水
昨今、夏の時期は集中豪雨やゲリラ豪雨といった、大雨を原因とした水害が発生しやすくなっています。集中豪雨の場合には、どこで雨が降るかを事前に予測しやすいため、おでかけを控えることで、ツーリング中に大雨の被害を受けることは防げるでしょう。
しかし、ゲリラ豪雨の場合には、その名の通り、どこで、どのくらいの雨が降るのかを直前まで予測できないため、ツーリング中に道路の冠水や視界不良といったトラブルに巻き込まれる可能性が高まります。

このような大雨を原因としたトラブルの中で、特に注意をしたいのが「アンダーパス」の冠水です。
アンダーパスは、線路や大きな道路の下をくぐりぬける立体交差の構造をしています。全国には約3500箇所のアンダーパスがあると言われています。特に、交通量が多くなる都市部にはアンダーパスが多く見られ、交通量の多い道路や運行本数の多い鉄道路線との平面交差を避けるための重要な施設となっています。
このような重要な役目のあるアンダーパスですが、大雨の際には、行き場を失った水が一気に流れ込んで、冠水してしまうという大きな不安点があります。
実際、ゲリラ豪雨の多くなる夏の時期には、アンダーパスが冠水する被害も多く発生しています。2024年7月には、関東地方でゲリラ豪雨が発生した際には、千葉県市原市でアンダーパスの冠水が起こりました。
さらに、アンダーパスの冠水が原因となった死亡事故も毎年起きており、この時期には注意が欠かせません。
では、アンダーパスの冠水はどのようにして起こるのでしょうか。
アンダーパスが冠水する原因として特に多いものとしては、排水ポンプの許容量を超える雨水が一気に流れ込むことが挙げられます。

アンダーパスは基本的に、1時間あたり50ミリメートルの雨が降った場合でも冠水しないように対策をすることが求められています。そのような対策の1つとして、排水ポンプが設置されています。
しかし、1時間あたり50ミリメートルよりもさらに雨量が多くなった場合や、短時間に一気に雨が降った場合には、排水ポンプの許容量を超えてしまい、アンダーパスが冠水してしまう場合があります。
言い換えれば、1時間あたり50ミリメートルよりも強い雨が降った場合には、アンダーパスを通る際に注意が必要だとも言えます。









