ルーマニア発の若手育成プロジェクト発足!? トラブルを乗り越えて表彰台を獲得したmotoRCで目指す先 レーシングライダー大久保光のレースレポート

レーシングライダーの大久保光選手が参戦したmotoRC(ルーマニア選手権)。そのレポート後編です。

スプリントレースでトラブル発生

 皆様こんにちは!レーシングライダーの大久保光です。今回は、スポット参戦したmotoRCのレースについてと、今後の活動目標をお伝えしたいと思います。

 まずレースについてですが、レースウィークは通常金曜日からの走行となっていますが、木曜日にスポーツ走行の時間が設けられており、事実上木曜日からの走行スタートとなりました。

 私は水曜日の深夜にスペインからブカレストに到着し、その日は空港近くのホテルで1泊。木曜日の朝にボルダン選手に迎えに来てもらい、サーキットへ向かいました。

moto RCに参戦しモーターパーク・ロムニアを走る大久保光選手
moto RCに参戦しモーターパーク・ロムニアを走る大久保光選手

 マシンは事前に準備をしてもらっていたのでサーキットに到着し、着替えてすぐ走行準備をすることができました。

 走行は午後からとなっており、初めてのサーキット、バイクだったこともあって、最初はボルダン選手が使用していた中古のスリックタイヤで走行をスタート。

 序盤は何度もコースから飛び出してしまいましたが、限界を探る為にはこのやり方が1番手っ取り早いので、どんどんオーバースピードでコーナーを攻めていきました。

 そして転倒する事もなく走行は無事に終了しましたが、マシンの調子、特に電気制御系に問題を抱えていることが発覚。色々と試してみましたが、改善方法を見つけることができず、その日はお開きとなりました。

最初はボルダン選手が使用していた中古のスリックタイヤで走行をスタート
最初はボルダン選手が使用していた中古のスリックタイヤで走行をスタート

 金曜日からは、テストをするミタス製タイヤを使っての走行がスタート。今回は3セット用意していただいたので、1日1セットの予定で走行を開始しました。

 履いた感想は、やはりストリートタイヤということもあり、限界が低かったですがスライドコントロール性は良く、思った以上に乗りやすい印象を受けました。

 それと同時に木曜日に発覚した電子制御系トラブルの解消に向けて、色々と試行錯誤しましたがやはりうまくいかず、特にトラクションコントロールがうまく機能しない点が問題となりました。

 幸い、アクセルを開け始めのパワーデリバリーの設定は使えたので、トラクションコントロールをオフにしてリアブレーキとパワーデリバリーの設定を行う事で、今回のレースウィークを乗り切ることに決定。

 土曜日は朝フリーとスプリントレースがありましたが、タイヤの本数の関係で朝フリー走行をキャンセルしてスプリントレースのみ出走というプランを立ててレースに挑みます。

 しかし、サイティングラップの時にマシンが止まってしまい、そのままスタートできずにスプリントレースを終えることとなりました。

【画像】moto RCに参戦しモーターパーク・ロムニアを走る大久保光選手を画像で見る(12枚)

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