若手育成の楽しさを再確認!? JrGP アラゴンラウンドで担当したアドバイザーの仕事とは レーシングライダー大久保光のレースレポート

初めて尽くしのJrGPをサポート

 JrGPは木曜日から走行があり、今回のアラゴンラウンドに関しては、2レース制のスケジュール。

 まずは木曜日の走行でチームとしっかり話し合い、転倒しないことを第一目標にしましたが、まさかの計測1周目で転倒。幸い大きな転倒ではなかったため、すぐに修復が終わりコースに復帰することができました。

ピットで走行時間を待つ保坂洋佑選手
ピットで走行時間を待つ保坂洋佑選手

 その後は順調に走行を進めて無事に1日目が終了。マシンのセットアップはほとんどせずに、とにかく走り込んでマシンとコースに慣れてもらうことに重点的を置いて、走行を行なっていきました。

 走行後のブリーフィングも私が通訳をしながら、チームとライダーのコミュニュケーションをしっかりとすることができたと思います。

 金曜日にはコースやマシンに慣れてきたこともあり、目標タイムを大きく超えてチームの期待以上の走りをする事ができましたが、土曜日は打って変わって天候が崩れてウェットコンディションでの走行となりました。

 そして、初めての雨に足元をすくわれてしまい、再び計測1周目で転倒。マシンの損傷が激しく、そのまま走行を終了し、予選となりました。

 予選では転倒の影響もあり、なかなかペースを上げることができず、最後尾グリットとなってしまいますが、なんとか通過することができ、一安心と言ったところ。

 日曜日のレース1では、まずしっかりと完走することを第一目標に、スタートをすることとなりました。

保坂洋佑選手が所属するチームのピット
保坂洋佑選手が所属するチームのピット

 序盤はペースを上げることができませんでしたが、レース後半からペースを徐々に上げてきた保坂選手はレース終盤、17番手争いに加わるところまで追い上げ、19位でチェッカー。

 続くレース2では、序盤から積極的な攻めの走りをすることができ、16番手争いでレースを展開しますが、惜しくもバトルに敗れて18位という結果となりました。

 残念ながらチャンピオンシップポイントを獲得することはできませんでしたが、初めてづくしの環境の中、とても頑張ったのではないかと思います。

 もちろん反省しなければならない部分も多くありますが、それ以上に成長の楽しみなライダーと共に、このようにレースに関わるのも楽しいということを、自分の中で改めて気づくことができました。

 私はバレンシアラウンドに行くことはできませんが、保坂選手には是非チャンピオンシップポイント獲得を目指して頑張って欲しいです。

Hikari Okubo 大久保 光

【画像】JrGP アラゴンラウンドのmoto2クラスでアドバイザーを務める大久保光選手を画像で見る(12枚)

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