不便なところがバイクに似てる!? 「ドリッパー」の種類と特徴を徹底解説 バイク乗りのコーヒー屋デイドリップ通信VOL.11

アウトドアに便利な折り畳み式も登場

 現在カリタからは更なる安定感を誇るウェイブドリッパーが登場、またハリオでも湯がゆっくり落ちる浸漬法のドリッパーや、V60の性能をそのままアウトドアでも手軽に味わえる折り畳み式ドリッパーまで登場しました。

ハリオからゼブランのブランドで登場した「V60フラットドリッパー」
ハリオからゼブランのブランドで登場した「V60フラットドリッパー」

 こんな風に様々なタイプが作られている訳ですが、機能や構造から紐解いていくと「どんな人に、どんな風に」コーヒーを淹れてもらいたいのか、というコンセプトがそれぞれにあり、それを実現するために試行錯誤していることがよく分かります。全てはあくまでも「ハンドドリップでコーヒーを淹れる」ための情熱が為せるワザです。

ハリオからゼブランのブランドで登場した「V60フラットドリッパー。シリコン製で折り畳めます
ハリオからゼブランのブランドで登場した「V60フラットドリッパー。シリコン製で折り畳めます

 ただ⋯⋯僕がこんなこと言うと身も蓋もないのですが、もっと簡単に安定的にコーヒーを淹れたいなら、コーヒーメーカーを使えば良いと言う話です。でもわざわざハンドドリップでアレコレやろうとする辺りが、なんだかバイクの世界と近い感じがするんですよね。

「ORIGAMIドリッパー」。ドリップのコンテストで使われ、業界内で話題になりました
「ORIGAMIドリッパー」。ドリップのコンテストで使われ、業界内で話題になりました

 いろいろな不便やリスクを背負ってでもバイクで走るという行為が、ハンドドリップでコーヒーを淹れるという行為と、どこか遠い所で同じ価値観を共有している気がしてならないのです。ハリオのV60に、ピーキーな2ストロークエンジンのような面白さを感じてしまうのは僕だけでしょうけど。

【画像】シルエットは似ていても実は全然違う!? 様々なドリッパーを画像で見る(10枚)

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Writer: 黒田悟志

世田谷の自家焙煎カフェDay Drip Coffee店主。自転車ロードバイクに20年ほど乗ってきたが、2年前オートバイに目覚めて自動二輪免許取得。両足2気筒から4スト単気筒へ。昨年はSSTRにも初参加しバイクライフを堪能中。

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