湘南から富士山まで360度の大パノラマ! 神奈川県平塚市『湘南平』お手軽絶景ヒルクライム
絶景に感動したいけれど、しんどいヒルクライムはちょっと……そんな人にピッタリのお手軽コース、神奈川県平塚市「湘南平」を紹介します。湘南海岸に浮かぶ江ノ島から、富士山や大山といった山々の絶景が待っています。
突然始まる急勾配
「気軽に絶景を楽しみたい!」そんな願いを叶えるヒルクライムスポットを紹介します。目指すは神奈川県平塚市の「湘南平」です。江ノ島を中心とした湘南の海岸線から、富士山や大山といった名峰まで360度の大パノラマ、そんな絶景が望めるスポットとしても有名な「湘南平」に登ってみました。

平塚市や大磯町の海岸線から、内陸にふと目をやると、小さな丘のような山があることに気が付きます。その稜線沿い、一際目立つテレビ塔のあるピークが、湘南平にある「高麗山公園(こまやまこうえん)」です。
湘南平は、わずか1.5kmのヒルクライムコースです。ただし、スタートから続く急勾配が特徴で、中でも700m地点から約300m続く直登区間「パンダ坂」は、短いもののパンチ力十分の名物激坂ストレートです。「なぜパンダ坂?」それは直登区間の終点で、クライマーを見守るパンダのオブジェ(?)に由来します。

パンダ坂の後はいくらか勾配も緩み、ラストスパート。国内トップクライマーでは4分30秒を切るタイムで登る人もいるようですが、途中で体力を使い切ると脚がピタッと止まってしまうので、マイペースを心がけましょう。
空が広い「高麗山公園」
坂を登り切ると、山の上とは思えない広大な空間が待っています。たくさんの人で賑わう芝生の広場になっていて、海岸線を望むベンチもたくさん設置されています。海岸線から見えたテレビ塔も目の前にあります。そして一際目を引く綺麗な建物は「高麗山公園レストハウス展望台」です。

展望台からの360度の大パノラマは絶景そのもの。海岸線に目をやると、小田原方面から江ノ島、そして三浦半島まで、相模湾をぐるっと見渡すことができます。
山側に目をやると、そこには富士山の姿があります。さらに、大山をはじめとした丹沢山系も一望することができます。
湘南の海岸線が広がる絶景レストラン
高麗山公園レストハウス展望台の2階にある展望レストラン「海の上テラス」を覗いてみます。海に面した全面ガラス張りの店内には、湘南の太陽が差し込みます。パンケーキやパスタ、ピザやオムライスなど、バリエーション豊富なメニューが揃っています。

筆者(才田直人)は「ロコモコプレート」を注文しました。分厚いハンバーグに箸を入れると、肉汁が溢れ出します。肉の味がしっかり感じられて食べ応え十分です。目玉焼きに箸を入れると、黄身がトロトロと溶け出して、ハンバーグのソースと混ざり合い、濃厚かつマイルドな味わいに。
ワンプレートの中で食材が混ざり合いながら、相乗効果で膨らむ美味しさ。最後まで味の変化を楽しみながら、あっという間に完食しました。
ふとレストランの窓に目をやると、湘南の海岸線が見えます。グループライドや、ゆっくりカフェライドなど、様々な場面にマッチする抜群のロケーションです。席を立つのがもったいない、いつまでも海を眺めていたい、と思ってしまいました。
冬でも温暖な湘南で、一年を通して楽しめる絶景展望台と美味しいグルメを目指して、神奈川県を代表する激坂ショートクライムにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
Writer: 才田直人
1985年生まれ。学生時代に通学用に購入したロードバイクをきっかけにトレーニングを開始。サイクルロードレースの全日本選手権参戦やフランスでの選手生活、国内での社会人兼選手生活を経て2023年に引退。日本だけでなく東南アジアなど自転車旅をこよなく愛し、現在はワーケーション自転車旅を続けている。専門的な知識と経験でTV出演やヒルクライムイベントのアテンド、講師なども務める。












