ロールキャベツバイクという称号を与えたい! スズキの大型スポーツバイク『GSX-8S』に試乗するよ〜高梨はづきのきおくきろく。〜
毎月の8日がつく日は『高梨はづきのきおくきろく。』。スズキの大型スポーツバイク『GSX-8S』に試乗するよ!『GSX-8S』の第一印象は「物静か」で「クール」なイメージ、試乗を開始した途端、そこそこじゃじゃ馬なイケイケバイクだった!
スズキ『GSX-8S』をお届け!
皆さんこんにちは、高梨はづきです。
本日はスズキの『GSX-8S』をお届けしていくよ!

スズキといえば、縦型二灯のフロントマスクが特徴のひとつだよね! ライトが縦に並んでいるとそれだけで顔つきがシャープにみえるんだけど、8Sは顔つきに似合うようにボディもシャープに作られていて洗練されたデザインなんだ。
真横から見たとき、全体の雰囲気から一匹狼なイメージも漂っててかっこよく感じたよ。
カラー展開は、「パールコズミックブルー」「グラスマットメカニカルグレー」「マットブラックメタリックNo.2」の3色展開。その中で、今回わたしが試乗したのはパールコズミックブルー。ブルーも気になったけど、わたしがもし8Sを買うとしたら、今どきっぽくてオシャレに見えるグレーを選ぶかな!

車体に記された『GSX-8S』のロゴは遊び心のあるフォントにもかかわらず、文字間が適度に空けられていて、高級感のあるデザインに仕上がっているんだけど、『8S』の部分は、文字が強調されていて、タンクのデカールではフチだけの文字になっていたり、車名の中でフォントが統一されていないのもかわいい。
バイクってやっぱりかっこいい乗り物だと思うけど、こういう少し外したかわいい部分を出してくれているのって、心くすぐられるよね!
こうした書体の組み合わせで、どういう印象をもってもらえるように狙ったのか、デザイナーの方にインタビューしてみたいな〜。こういうのってプリクラの落書き機能を思い出すから楽しい(デザイナーさんには笑われそうだけど)。
それでは、まずは足付きチェックから!
シート高810mmは、わたしの身長(158cm)で両爪先ツンツンだよ。姿勢は少しだけ前のめりだけど、この角度だと肩や腕の負担が少ないから、長く乗っていてもストレスを感じにくくて疲労が少なそう。

低身長でも気楽に乗れそうだね。車重は202kgと、このクラスのバイクにしては軽量設定。大型免許を取得するとき乗っていた教習車両よりも軽いので、大型免許を取得した女性なら、こんなもんかと楽々車体を起こせると思うよ!
シートはしっかりくびれていて、車両全体がスマートな作りなのもあり、足付きで邪魔になるような部品もなく、真下に足が下ろせるよ。停車中に風であおられたりした時のことが心配な人もいるだろうけど、少しフラつく程度なら、しっかり片足で支えることができたから怖くなかった。
8Sの推しポイントといえば、スズキの開発した高性能電子制御システム「スズキインテリジェントライドシステム(S.I.R.S)」が採用されていること。これは、路面の状況やライダーの好みに合わせて最適に設定することで、乗り味を楽しむことができる機能なんだ。

SDMS(スズキドライブモードセレクター)出力特性は3つのモードに分かれていて、「アクティブ」「ベーシック」「コンフォート」から選択できるよ。他にも「トラクションコントロール」システムに加えて、「双方向クイックシフト」が搭載されているので、クラッチレバーを操作しなくてもシフトアップ/ダウンできるのは、バイク好きにはたまらない仕様だね。
さらに、エンジンをきめ細かく制御して快適にスロットル操作を実現する「電子制御スロットル」や、スターターボタンを短くポチッと押すだけでエンジンが始動する「イージースタート」、発進時のエンストを抑制してくれる「ローRPMアシスト」など、大型バイク初心者ですってひとにとってありがたいモードがたくさん備わっているよ。
これだけ電子制御が盛りだくさんなので、人間の制御操作だけに頼らない、機能性の高い”機械”でもあるんだとバイクのことを再認識させられるよね。もちろん、もっと上手に、もっと安全に乗ることができるためのお守り装置として、こういった最新機能がたくさん備わっているのは心強い限りだ。














