『伝統』と『継承』! カワサキの『MEGURO S1』に試乗するよ〜高梨はづきのきおくきろく。〜
毎月の8日がつく日は『高梨はづきのきおくきろく。』。目黒製作所創業100周年に登場したカワサキの『MEGURO S1』をお届けするよ。
カワサキ『MEGURO S1』に試乗するよ!
皆さんこんにちは、高梨はづきです。
2024年は、1924年創業の日本初のスポーツバイクメーカーのひとつである目黒製作所が出来てから、100周年を迎えた節目の年だったけど、それにあやかって『MEGURO S1(メグロ エスワン)』をお届けしていくよ!

そんなメグロ100周年のアニバーサリーイヤーの終わりかけ、2024年11月にカワサキの試乗会が開かれたので、W230/メグロS1の乗り味を試させてもらったよ。2023年のジャパンモビリティショーでメグロS1は参考出品車両として世界初公開。わたしもプレスデー当日、足早にカワサキブースへ足を運んだのだけど、その時はまだスペックの情報が何もなくて、発売日もわからずだったんだよね。だから、ブースで一際存在感を放っているのをこの目で確認しただけだったんだ。そのメグロS1に、ついに試乗できる日がきたぞ〜!やった〜!
いくつか前の記事でも試乗したメグロW230と、このメグロS1は、エンジン、シャシーともに同じスペックなんだよね。そのため兄弟車みたいなもので乗り味も大きくは変わらないということみたい。
W230は「W(ダブル)」から、S1は「メグロ」からカワサキの伝統を受け継いでいるんだって。W230は既にコラム記事を出しているので、このコラム記事では試乗記とせず、メグロS1についてを少し掘り下げてお届けしていくね!
W230の乗り味が気になる人は「高梨はづきのきおくきろく。」の検索一覧から読んでみてね!
さて、みんなはメグロの歴史は知ってる?

今から100年も前の1924年に創業した目黒製作所は、1960年に川崎重工と業務提携したのち、1964年に250メグロSG、1965年にメグロK1スタミナ、500メグロK2が登場したものの、それ以降、メグロシリーズは新車を出さなかったんだよね。それから半世紀以上の時を経て、2021年に大型バイクのメグロK3が復活。
そして今回紹介するメグロS1は、250メグロSGの正統なモーターサイクルの後継モデルとして100周年という節目のタイミングで満を持して発売されたんだ。この排気量帯のクラシカルラインナップには、エストレヤが生産終了してから新型が出ていなかったので、とても話題になったよ!
メグロS1を開発、発売するにあたっては『伝統』と『継承』をコンセプトに作られたから、当時のバイクを知る人たちは、ディティールに懐かしさを感じる人も多いんじゃないかな。
ではまたがってみよう!
シート高740mmはわたしの身長(158cm)で両足しっかり着地するよ。

車重143kgと、このクラス帯のバイクにしては軽いのでハンドルを切っても軽く左右にフリフリできる。またがった瞬間から、とにかく車体が軽いのを実感できるので、小柄な女性や免許取り立てのビギナーの人でも安心して取り回しができちゃうね。
あと、メグロのシートはフラットシートなので、高身長の方が乗ってもお尻を後ろにずらせばちょうどいい姿勢を探れるので、体型に関わらず乗れるのもポイント高い!
メグロS1のタンクには、ピアノの鍵盤に使われる黒檀の木の色と近いエボニーカラーとクロームメッキによって渋くあしらわれていて、バイク全体に施されたメッキとのバランスもいい。

タンクのロゴは、手作業で色付けされたというアルミ製のメグロエンブレムが光っているよ。もうね、とにかくわたしの大好きなメッキパーツが多用されていて、クラシカルでおしゃれで可愛いく仕上がってるから、メグロシリーズはお気に入り!
ちなみに「メグロ」というロゴは、目黒製作所時代からあったのだけど、なんと、これまで商標登録していなかったんだって!
新車が出てなかったから当たり前なのかもしれないけど、この復活を機に2020年に登録したみたい。タンク横に施されたエンブレムだけでなく、サイドカバーの「メグロ」のロゴもメグロブランドにとって間違いなく特徴的なロゴになるのでこの先もアクセントとなり、かなり重要なロゴになっていくはず!














