原付ファットバイクの先駆け!? 電動モペッド「COSWHEEL MIRAI S」 のニューモデルが登場!

国内シリーズ累計7億円超を達成しているCOSWHEEL MIRAIシリーズから、最新モデル「New MIRAI S」(原付一種)と「MIRAI COMFORT」(電動アシスト自転車)が登場しました。ここではNew MIRAI Sに試乗した近藤スパ太郎さんが乗り味や機能について解説します。

海外でも人気がある「MIRAI」!

 こんにちは! 先進モビリティに興味津々の私、近藤スパ太郎です。 特に電動モビリティは、最新技術や最新機能を投入した車両が次から次へと登場して目が離せません。

 今年の1月に、COSWHEEL(コスウエル)の電動モペッドNew MIRAI S(原付一種)とMIRAI COMFORT(電動アシスト自転車)が登場し、先行予約販売が早くも1000台を超え注目されています。

「COSWHEEL MIRAI S」新型モデルに乗る筆者(近藤スパ太郎)Photo by 高橋進
「COSWHEEL MIRAI S」新型モデルに乗る筆者(近藤スパ太郎)Photo by 高橋進

 実はMIRAI Sは、2022年に応援購入サイト「Makuake」で原付二種のMIARIと共に販売され、電動バイク部門史上最高の1.94億円超を達成して22年当時も注目を集めました。

 New MIRAI Sの販売定価は旧モデルよりも5万5000円も安い19万8000円。さらに2月28日まで先行予約販売キャンペーン中で、15万9000円でお得に購入できる期限が迫っています。

 物価高騰の中、どうして旧モデルよりも安くできるの? と、この価格にも注目しました。

 COSWHEELはEV先進国の中国に拠点を置く電動モビリティブランド。日本のAcalie(アカリエ/本社:愛知県名古屋市)が、COSWHEELと共同で日本市場向けに仕様や設計変更をしたのがMIRAIシリーズです。

New MIRAI Sは、①モーターで走る電動バイクモード、②ペダルで走る自転車モード、③モーター + ペダルのハイブリッドモード、の3つの走行が可能な原付一種の電動モペッドです。自転車モードで走る場合でも、車体自体が原付一種なので、原付免許やヘルメット、自賠責保の加入も必要です。

  極太フレームに20インチ、幅4インチの極太タイヤを装着し、極太のトップチューブが個性的。ファットバイクブームの先駆けとなった旧モデルのデザインは、そのまま継承されています。

New MIRAI Sは旧モデルと何が違う?

 価格面に大きく寄与しているのは、バッテリー容量を20Aから10Aにした事です。旧モデルは航続距離が約50km~60kmでしたが、25年モデルは約30km(走行条件により異なる)です。

「COSWHEEL MIRAI S」新型モデル。同モデルはペダルを装備したモペッドで、極太フレームに幅4インチの極太タイヤを装着した無骨なデザインは、そのまま継承されています。※試乗車はフロントタイヤがクイックレバー仕様ですが販売モデルはボルト止めになります
「COSWHEEL MIRAI S」新型モデル。同モデルはペダルを装備したモペッドで、極太フレームに幅4インチの極太タイヤを装着した無骨なデザインは、そのまま継承されています。※試乗車はフロントタイヤがクイックレバー仕様ですが販売モデルはボルト止めになります

 バッテリー重量も約2kg軽くなり、充電時間も半分の3時間となりました。他にもメーターパネルの変更でUSBポート出力が無くなり、この点も価格面に寄与しています。
(オプションで20Aバッテリー、6万6000円で販売されています)

旧モデルから改良された点も多く、例えば個性的なフレームの素材は、旧モデルと同様の耐食性や剛性が高く、飛行機にも採用されているアルミ合金A6061製ですが、溶接を強化して車両剛性を向上させています。他にもフロントウインカーをよりスタイリッシュに変更しています。

バッテリーはトップチューブに収納され、後方に引き出して脱着可能。アナログキーで施錠されているので盗難の心配は少ないでしょう
バッテリーはトップチューブに収納され、後方に引き出して脱着可能。アナログキーで施錠されているので盗難の心配は少ないでしょう

多機能でTPOに併せて走りは何通りもある!

 タッチキーでスマートに起動したら走行モードを選択。走行モード0はモーターOFFの自転車。1~3が最高速度と加速度が異なる電動バイクモードです。

 中華系バイクの中には、初速がいきなり速くてびっくりしてしまう車両も有るのですが、New MIRAI Sはスロットルレスポンスが良く、とても優しい走り出しです。旧モデルと同じ500Wのインホイールモーターですが、静かでより力強い走り出しが可能なモーターを採用しています。モーター音は、走行中に鳥の鳴き声がヘルメット越しにも聞こえるほど静か。住宅街の走行もとても快適でした。

 1~3の走行モードは、体重77kgのボクの場合は、1:約25km/h、2:約35km/h、3:約45km/hでした(クローズド走行値)。モードが上がれば加速も良くなり、3は交通量が多い道路や進路変更時に重宝しました。

 走行中にスロットルをOFFにしても直ぐに速度が落ちず、惰性で結構走るのでスゴイ! 転がり抵抗がとても少ない設計なんです。電動バイクにはバッテリー温存の“電費走行”というテクニックがあるのですが、New MIRAI Sは、こまめなスロットルOFFを多用することで、誰もが簡単に電費走行が可能です。

  登り坂も楽々走ります。極端な激坂では速度が落ちる場合もあるのですが、ペダルを漕いで人力のハイブリッド走行をすれば、登れない坂は有りませんでした。

 約4kgのバッテリーはトップチューブの中にあり、充電は車体に搭載したままでも外して室内に持ち込んでもOK。充電器も約0.8kgで足元のカゴに入れて持ち運びも可能。フル充電までは約3時間です。

筆者の総評は?

 スペック上の走行距離30kmとは、体重55kgのライダーが街中を走行したAcalieの実測値を少し余裕を持って表記したものらしいです。ちょい乗りのモペッドだし、バッテリー容量を半分にして、定価20万円を切る価格に下げた事は、とても良い仕様変更だと思います。 最悪、電欠になったら漕げばOK! という安心感もモペッドのメリット。それでも足りない人には20Aのオプションバッテリーの販売もありますしね。

急坂で速度が落ちたらペダルを漕いでハイブリッド走行。試乗では登れない坂は有りませんでした
急坂で速度が落ちたらペダルを漕いでハイブリッド走行。試乗では登れない坂は有りませんでした

 敢えて気になった点を挙げるならば、シートの高さ調整ができないので、自転車モードのペダル漕ぎは、身長172cmのボクにはちょっと低くて力が入りにくい。それでもギヤ5段で時速20km前後で走り続ける事は出来ました。

 また車両重量は約35kgと原付一種としてはかなり軽量で、取り回しも良く、押し歩きも楽々です。スロットルには一般的なオートバイと同じくグリップ式を採用しているので繊細なスロットル操作が可能で、なによりスタイリッシュで乗る事が楽しい車両でした。全国に販売や修理パートナーがあることも安心のひとつと思います。

■COSWHEEL MIRAI S
●全長×全幅×全高(mm):1630×600×1050
●シート高:770mm
●適応身長:150cm~
●車体重量:約35kg
●原動機:インホイールモーター
●定格出力:0.5kW
●車両区分:原付一種
●最高速度:約45km/h
●最大航続距離:約30km
●バッテリー:リチウムイオンバッテリー
●バッテリー電圧/容量/充電時間/重量:48V/10Ah(0.48kWh) /約3時間/約4kg
●ブレーキF/R:油圧式ディスクブレーキ
●タイヤサイズ(インチ):20″×4″
●車体色:スカイグレー(今回試乗)、マットブラック、ピュアホワイト
●価格: 19万8000円(2/28まで先行予約販売価格15万9000円)

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Writer: 近藤スパ太郎

タレント/プロデューサー。ハーレーでルート66を全走破してアメリカ大陸横断。ロシアンラリー二輪部門出場、チベットチョモランマツーリングなど芸能界きってのバイク好き。芸名はバイク好きでも知られていた伊丹十三監督から、映画「スーパーの女」に出演した際に命名された。
環境番組のパーソナリティを担当して以来、電動モビリティや環境を配慮した次世代モビリティ、環境問題にも興味津々。
俳優・MC・リポーターのほかWeb メディアSPANGSS や、芸能・制作プロダクションSPANCHOOS の代表も務める。

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