「CB1000Fコンセプト」はホンダが示す「今」のスポーツバイクの姿! コンセプトモデルに込めたメーカーの想いとは【東京MCS2025】〜小野木里奈の○○○○○日和〜
『小野木里奈の○○○○○日和』は、バイク好き女優の小野木里奈さんが、大阪モーターサイクルショーで世界初公開され、東京モーターサイクルショーでも展示されたホンダ「CB1000Fコンセプト」について、ホンダモーターサイクルジャパンの森口さんを直撃取材! その想いをレポートしてくれました。
小野木里奈的、東京MCS2025注目モデルはホンダ「CB1000 コンセプト」
皆さん、こんにちは! バイク好き女優の小野木里奈です。本日はホンダモーターサイクルジャパンの森口さんに、大阪モーターサイクルショーで世界初公開され、東京モーターサイクルショーでも展示されたホンダ「CB1000Fコンセプト」について、お話を伺いました。
初心者ライダー目線でもコンセプトモデルの意味や、ホンダの伝統的な「CBシリーズ」の歴史にも触れながら、わかりやすく説明していただきました。それでは、いってみましょう!
森口さん:最初にこれが『CB1000Fコンセプト』というモデルで、先日の大阪モーターサイクルショーで世界初公開となったバイクです。コンセプトモデルなのでまだ価格や発売日などのお話はちょっとできませんが、近い将来お客様に届けられるように、鋭意開発中なので、もうしばらくお待ちください!
小野木:そもそもコンセプトモデルとは何なのでしょうか。
森口さん:正式に量産化されていない段階の試作車みたいなところです。今後、お客さんに乗ってもらいたい、こういうものを提案したいみたい、といったオートバイだったりもします。
あとは、「もうしばらくするとお客さんが実際に公道で乗れるよ」という段階など、コンセプには幅はありますが、基本的には「まだ量産に至っていない、これからの提案をするモデル」がコンセプトモデルというような位置付けになっていると思います。

小野木:なるほど。開発段階でこのように発表されると発売はいつになるのかなぁ、ってお客様側はこの段階からワクワクしますね。では、なぜこのタイミングで発表されたのですか?
森口さん:なぜ今このタイミングで出てきたかというと、こちらにある「CB1300 SUPER FOUR」が1992年に初めて『プロジェクトBIG-1』というプロジェクトで世の中にお披露目したCBの1992年当時のトップモデルなんですね。
それが長い年月を経て、いよいよ「CB1300 SUPER FOUR Final Edition」というモデルで生産終了になってしまうんです。CBシリーズはホンダのスポーツバイクの基準であって、常にそれぞれ各時代にホンダが示すスポーツバイクの姿みたいなところで位置づけられているモデルなんです。
そんな1300のフラッグシップモデルが生産終了になってしまうので、バトンタッチといいますか、今後のCBのスポーツバイクのフラッグシップを担うバイクとして、今開発中という位置付けのモデルになっています。
小野木:そうなんですね! では、まだコンセプトモデルではありますが、初心者の方がこれを乗ったらどんなバイクだと感じると思いますか?
森口さん:今までのCBシリーズの1300ccは『プロジェクトBIG-1』というぐらいなので車体も大きいし、一番最初の1992年に発売された時は、上から目線になってしまいますが「乗れるものなら乗ってみろ」というような感じだったんです(笑)。
ベテランのエキスパートライダーのような方々でないとちょっと乗りこなせないみたいな、ハードルの高いところもあったかもしれません。
小野木:たしかに、あの風貌は初心者ライダーからすると敷居が高そうですよね(笑)。
森口さん:そうなんです。でも本来CBはあまり乗り手を選ばず、ライダーに選ばれる存在であって欲しいんですよね。
小野木:これからの若い世代の方々に興味を持っていただくことも大切ですよね。
森口さん:今、CBシリーズはビームスさんとコラボレーションの企画をしています。どちらかというと若い新しいお客様に向けて、これまでとはちょっと違ったアプローチ方法だと思います。
ファッションなどに興味のある若い世代の目に止まるようなコラボレーションをして、若い方々へのきっかけ作りのような位置付けです。
小野木:たしかに、見た目の格好良さやオシャレから、バイクに興味が出ることもありますもんね!

森口さん:また別で、モリワキさんのレーシングコンセプトマシンもあります。ビームスさんは若い方々へちょっと興味を持っていただけるきっかけづくりの位置づけだとすれば、こちらはやっぱりベテランのオートバイユーザーの目の肥えたお客様に、CBのスポーツ性能をイメージしてもらえるように展示しています。
小野木:最近、サンリオさんとカブとのコラボなど、色んなコラボもされていますよね。
森口さん:あと、スポーツモデルのフラッグシップモデルというところで、1300ccから排気量も若干ダウンサイズして1000ccになっています。車両の方も非常にコンパクトに仕上がっているので、跨った時にも軽さなども感じていただけるのではないかなと思います。
今までの1300ccというすごく大きな排気量のバイクよりもハードルは低くなったので、エントリーライダーからベテランライダーまで、幅広く楽しく乗っていただけるようなスポーツバイクに仕上がるのではないでしょうか。
小野木:ちなみに、同じネイキッドモデルの「CB1000ホーネット」とは、どのような差別化を図っていますか?
森口さん:基本的にエンジンやフレームの車体などはホーネットと共通にしていますが、当然ストリートファイタースタイルである「CB1000ホーネット」はどちらかというと、ものすごいハイパフォーマンスバイクみたいな形ですが、一方でこのCBのコンセプトは、前述した通り乗り手を選ばないで誰でも乗れる、楽しめるスポーツ性能みたいなところを心がけています。
エンジンなどの味付けやマフラーも違うので、味わい深さみたいなところをセッティングによって表現しています。あとはメインのフレームは一緒ですが、シート部分のフレームが違うので、これは専用の設計になっていると思います。









