「こんなバイクでカフェに行きたい☆」 コーヒー店主が見たモーターサイクルショー!デイドリップ通信VOL.21

バイク乗りのコーヒー店主、黒田悟志さんによる連載コラム。

数あるモデルの中でも「カフェ」に似合いそうなモデルは⋯⋯

 こんにちは、Day Drip Coffeeのクロダです。都内で小さなコーヒー屋をやっている、バイク好きのマスターです。このコラムではバイクとコーヒー、二つの世界を行き来して気付いたトピックをお届けしています。

 と言うことで、今回のお題は「コーヒー店主が見た東京モーターサイクルショー」です。注目のニューバイクや新製品などは既に多くのメディアで取り上げられていますので、ここではコーヒー店主の僕が気になったポイントに絞ってお伝えいたします。

スズキのロングセラーモデル「SV650」
スズキのロングセラーモデル「SV650」

 チェックしたテーマは『こんなバイクでカフェに行きたい!』です。僕が好きなのは、いわゆるネオレトロ系のバイク。自分の愛車ヤマハ「XSR155」もそんなタイプのバイクです。

 なので「カフェを訪れるのに、こんなバイクだったら気分上がるよね!」というようなバイクをチェックしてみました。もちろん自分が乗っていくだけでなく、ウチの店の前に停まっていたらカッコいいかも、という視点でもあります。

 国内メーカーで最初に訪れたのはカワサキブース。気になっていた「W230」 &「メグロS1」をチェックです。ネオレトロというよりネオクラシック? なモデルですが、今となっては数少ない軽二輪の貴重な存在です。ブルーの塗装がとてもキレイ。そして思ったよりコンパクト。跨ってみると僕には膝周りが少し窮屈かな。ポジションはW800 & メグロK3の方がしっくりきます。その向こうには絶対外せないZ650RS。大ベストセラーZ900RSの影に隠れがちですが、僕にとって将来の相棒候補の一つです。

 お次はヤマハ。XSRシリーズの長兄、XSR900の日本限定カラー! 呼び名は「アイボリー」ですが、僕には「カフェオレ」以外の何モノでもありません(笑)。XSR900GPでレーサーテイストに振ったイメージから一転、日常の暮らしの中にあるバイクとして、カジュアルな雰囲気に仕上がっています。アイボリーの色調も見事ですが、フロントフォークの渋いブロンズ色が効いていると思いました。ともするとぼんやりしがちな色合いをさりげなく引き締めるあたりは、カジュアルな着こなしにチラリと見える高級腕時計のよう。

 ホンダは何といってもBIG-1、「CB1300」のファイナルエディションと、それを継ぐ「CB1000Fコンセプト」の登場でしょう。どちらも王道や伝統と呼ぶに相応しいデザインを継承するモデルです。特にCB1300の”造形美”と醸し出す雰囲気は圧倒的。まるで工芸品のようです。コンセプトモデルは完成度の高さもあり、ほぼこのまま発売のような印象。ちょっと気になったのはエンジンの外観で、パッとみた時に腰高な印象を感じまして。あくまでも見た目の話です。実際の走りはどんな感じなのか⋯⋯気になる!

 スズキと言えば個人的にはやはり「SV650」。1999年の初登場以来、グラディウス名義の時期も含めると四半世紀に渡り、海外を中心に不動の地位を築いたロングセラーです。失礼を承知で言うならまあまあ地味な存在ですが、90度Vツインのある種の官能的なサウンドと、トラスフレームによるスリムでバランスの取れた車体が相まって、ザ・スタンダードと呼ぶべき存在ですね。2025年はダークグリーン系の新色が登場。実物は写真で見る以上に深い色合いです。気付けばじわじわと相棒候補に名を連ねるバイクです。

 海外勢ではトライアンフが僕の心を掴んで離しません。スピードツイン1200、スピードツイン900、そしてスピード400のモダンクラシックスシリーズは、跨った瞬間どの車両も共通の感覚を覚えます。それは着こなしたジャケットのようにしっくりくる感じ。スピード400に至ってはそのまま普通にエンジン掛けて、自宅に向かって走り出しそうなほど。ポジションが近いのか、僕のXSR155とどこか似たようなフィーリングを感じます。でも決定的に違うのはこの色気。僕のバイクでは出せない種類のもの。いやぁ、たまらんです。

 と、まあ盛りだくさんの目の保養をした訳ですが、他にもクラッチレスのレブルや、新基準原付のスーパーカブ、活気付くオフロードモデル勢など、見どころはいろいろありました。

 用品関係もRIDEZの発売予定のボトムスや、ヘルメット取付型ブレーキランプなど、注目の商品もたくさん。どうしても時間が無くて、イベント関係を見られなかったのは残念でしたが、バイクに関する多くのモノが一堂に会する場は、ネットで検索するだけでは分からないモノに直接触れられる貴重な機会だと感じました。バイクって素晴らしい!

【画像】こんなバイクでカフェに行きたい!! 東京モーターサイクルショー2025で筆者が気になったバイクを画像で見る(13枚)

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Writer: 黒田悟志

世田谷の自家焙煎カフェDay Drip Coffee店主。自転車ロードバイクに20年ほど乗ってきたが、2年前オートバイに目覚めて自動二輪免許取得。両足2気筒から4スト単気筒へ。昨年はSSTRにも初参加しバイクライフを堪能中。

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