やはり「Vストローム」は裏切らない!! 激しめオフロードに挑戦しくなるスズキ「Vストローム 650XT ABS」は安定感と衝撃吸収性が魅力のミドルクラスのアドベンチャーツアラー
レーシングライダーの石塚健選手が試乗したスズキ「Vストローム 650XT ABS」をインプレッションしてくれました。
Vストロームシリーズ共通の乗りやすさ&安定感は健在!
皆さんこんにちは! レーシングライダーの石塚健です。今回試乗してきたのは、2025年2月5日に発売された、スズキ「Vストローム 650XT ABS」の最新モデルです!
Vストロームは、オンロードとオフロードの両方に対応したミドルクラスのアドベンチャーツアラーとして、とても人気が高いシリーズです。
以前このVストロームシリーズの、250SX、800にも試乗したことがあるのですが、とっても好印象。そのため、今回も期待値は高いです!
スペックを紹介すると、エンジンは645ccの水冷4ストローク V型2気筒 DOHC。このXTモデル専用の装備となっているのが、先ずスポークホイールが装着されているところで、よりオフロード性能が向上されています。
それからナックルガード。風や小石から手を守る装備で、長距離ツーリングに行く際も、あると助かるアイテムです。

そして、悪路走行時には泥や砂利を巻き上げることが多々ありますが、同モデルにはエンジン下部の保護に役立つアンダーカウルも標準装着されています。
といったように、Vストローム 650XTにはアドベンチャーバイクにはありがたい装備付きで、名前の通りABS(アンチロック・ブレーキ・システム)も搭載されているため、滑りやすい路面でも心強い1台です。
先ずは足つきチェック。シート高835㎜に対して僕(=身長165センチ)が跨ると、ミドルクラスのアドベンチャーバイクとしては標準的な高さで、見た目の迫力からすると足つきは悪そうに見えましたが、それほど高くはない印象。オプションでローシートもあるので、足つきに不安な場合は交換すると良さそうです!
さて早速走行していきましょう。まずポジションはハンドルが近めで、直立姿勢で乗れるため、腕にも足にも余裕が出来て楽。視野も広く保てるので、安全かつ全身で乗っている感じが最高に気持ち良かったです。
それから肉厚のシートと程よく柔らかくて動きの良いサスペンションのお陰で、乗り心地が良い! 安心感も絶大です。

エンジンは低回転からドーンと加速していくのではなく、滑らかで粘り強い中低速トルクという印象。この扱いやすさはVストロームシリーズに共通しているなと思うところ。
コーナーの安定感はしっかりとありますが、寝かし込みはやや穏やかでヒラヒラ感は薄め。とはいえ重たいわけではなく、ここも扱いやすさ重視といったところです。
衝撃吸収性に優れていて、ある程度バンクさせてもタイヤのグリップが破綻する心配はなさそう。とはいえ路面状況にもよるので、基本的に深いバンクは危険なのでやめておきましょう(笑)。
今回も一般道のみでの試乗でしたが、やっぱりオフロードでの走破性も味わってみたい! そう思ってしまうほど街中でも十分に楽しいバイクでした。
やはりVストロームは裏切らない!! ということで、Vストローム650XT ABSの価格(消費税10%込)は、112万2000円。
カラーバリエーションは、スズキと言えばなチャンピオンイエロー No.2、高級感のあるグラススパークルブラック、そしてブリリアントホワイト/パールビガーブルーの3色展開となっています。気になった方はぜひチェックしてみてください! それではまた!
Writer: 石塚健
(レーシングライダー)埼玉県出身の30歳。3歳からポケットバイクに乗り始め、ロードレースというオートバイ競技に参戦。現在は世界各国で活躍できるライダーを目指して日々、活動中。 2019年から、ヨーロッパでおこなわれる「FIM CEV REPSOL Moto2ヨーロピアンチャンピオンシップ」への挑戦を開始。2025年は「FIM 世界耐久選手権」に、フランスのDafy-RAC41-Hondaより参戦し世界タイトルを目指します。自身のチームも立ち上げ「鈴鹿8耐」にも参戦! スポンサー募集中です! 応援よろしくお願いします。









