え、梅雨入り? 鬱陶しい雨の中で自転車走行 注意すべきポイントは意外と多い? 違反で罰金の可能性も
間もなくやってくる梅雨シーズン。自転車通勤や通学など、日常的に自転車に乗っている人にとっては憂鬱な季節です。安全のために雨の日の走行は避けたいものですが、やむを得ず自転車に乗る際に、気を付けるべきポイントを紹介します。
想像以上にキケン!? 雨の日の自転車運転
湿度と気温が上がり始め、雨の日が続く鬱陶しい梅雨がやってきます。自転車ユーザーにとっては、自転車に乗るべきか否か悩ましい季節でしょう。雨天時はクルマの運転者をはじめ歩行者も視界が悪くなり、路面も滑りやすく、無理に自転車に乗ることは好ましくありません。それでも自転車に乗る場合には、いくつかのポイントに注意しましょう。

まず大切なことは、「傘を差しての走行はNG」ということです。道路交通法では、傘差しなどで片手運転となり、安定を失う恐れのある方法で自転車に乗ることを禁止しているため、違反すると罰金を科せられることがあります(傘を自転車に固定してもNG)。雨を防ぐにはレインウェアを活用しましょう。
レインウェアにもレインコートやポンチョなど、さまざまな選択肢があります。雨が小降りだったり近場への移動であれば、着脱が簡単なレインコート、リュックなどの荷物もカバーできるポンチョが手軽です。
雨が強い場合や長距離を移動をするのであれば、上下に分かれたレインスーツや防水カバーなどが有効です。できれば登山などアウトドアでも通用する防水性・耐水性の高いものを選びたいものです。
走行時の注意点では、東京都の調査によると雨の日の事故事例は多く、15歳以上の都民3000人へのアンケートによると8割の人が雨の日の「ヒヤリ・ハット」や危害を経験しているそうです。その中には自転車による事例も多く、傘差し運転による事故やスリップによる転倒などもあります。
雨で濡れた道路は滑りやすくなっています。とくに段差やマンホールの蓋の上、ゴミや落ち葉、水たまり、障害物の上を走るのはとても危険です。できるだけ凹凸のない平坦な道を走るようにしましょう。
急ブレーキも転倒のリスクを高めます。晴れた日よりもゆっくり走るよう心がけ、前走者や歩行者とは十分な距離を取ることも重要です。
また、摩耗が進んで溝が浅くなったタイヤは排水性が低下してとくに滑りやすくなり、雨の日はブレーキの効きも普段より悪くなります。こんな日のために、日常のメンテナンスはとても大切なのです。
視界の悪さから身を守るには、反射材なども有用です。反射材のついたレインウェアや、100円ショップなどで購入できるリフレクターを身につけると良いでしょう。悪天候の中でも、歩行者やクルマに自分の存在を知らせることができます。
雨の中での自転車走行は、想像以上にたくさんの危険が潜んでいます。身の安全を最優先に考え、周囲にも影響を与えないよう無理は禁物なのです。





