冬のツーリングをお尻から快適に!! 近年では純正装備として採用するモデルも増加!! 「シートヒーター」とは?

ヤマハ・ヨーロッパは、2025年11月4日から9日にかけてイタリア・ミラノで開催されているバイクの見本市「EICMA2025」で「TMAX560」の特別仕様車「TMAX 25th Anniversary」を発表しました。

寒い季節の負担を軽減する保温装備

 バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「シートヒーター」についてです。

  シートヒーターとは、シート内部に組み込まれた発熱体によって座面を温める装備のことです。

 冬場のライディングでは、走行風によって体温が奪われやすく、特に下半身は冷えやすいものです。そこでシートヒーターを使用することで、下半身を中心に快適性を大きく向上させることができるのです。

 近年ではツアラーやアドベンチャーモデルを中心に純正装備として採用される車種も増えています。

ヤマハの特別仕様車「TMAX 25th Anniversary」
ヤマハの特別仕様車「TMAX 25th Anniversary」

 また、カスタムパーツも数多く販売されており、既存のシートへ組み込むタイプや、シートの上へ装着するカバータイプなどがあります。

 電源はほとんどの場合、車体のバッテリーから取るため、取り付けには配線作業が必要となります。製品によっては温度調整機能を備え、好みに応じて暖かさを変更できるものもあります。

 グリップヒーターが手元を温める装備であるのに対し、シートヒーターは下半身を直接温める装備です。

 併用することで寒冷期の疲労軽減にもつながり、長距離ツーリングを快適に楽しめるでしょう。

 近年では防水性能を高めたモデルや、ワンタッチで着脱できる製品も増えています。

 リアキャリアへ固定するタイプもありますが、多くはその名の通りシート上へ直接装着するため、車体デザインやバランスを大きく変えずに積載力を向上できるのも魅力です。

 ただし固定が不十分だと走行中にズレたり脱落する危険があるため、ベルトの締め付けや荷物の重量バランスには注意が必要です。

 ツーリングを快適にする定番装備のひとつと言えるでしょう。

【画像】どんなモデルに装着されている?? シートヒーターを備えたモデルを画像で見る(28枚)

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