ルーマニアってどこにあるの? レーシングライダー大久保光がルーマニア選手権で自身のチーム「Hot Racing」を再始動! 初レースの結末とは
レーシングライダーの大久保光選手が参戦したmotoRC(ルーマニア選手権)のレポートをお送りします。
ルーマニアでHot Racingが再始動!
皆様こんにちは。レーシングライダーの大久保光です。今回は急遽参戦となったmotoRC(ルーマニア選手権)の開幕戦と同じく同チャンピオンシップでスタートした新しいプロジェクト、Hot Racingの復活についてお話ししたいと思います。
まずHot Racingとはその昔、私が自身で立ち上げたレーシングチームで2013年、2014年の2年間、全日本ロードレース選手権のJ-GP3クラスに参戦していたチームです。
チームといってもプライベーターなので小規模でしたが、当時19歳だった私にとってはとても大きな挑戦でした。
2年の活動を経て、チームとしての活動は一旦休止となっていましたが、今年から改めてルーマニア(バルカン半島北部に位置する東欧の国)を中心にレース活動を始めるにあたり、チームを復活させることになりました。
ルーマニアのmotoRCという選手権でS300クラス(マシンはCFMOTO 300SR)に参戦。目的としては、日本やアジアの若手ライダー及び女性ライダーが海外のレースに参戦するきっかけになればとの思いで活動を開始。今回参戦したS300クラスの中では、CFMOTOカップも併催で開催されています。

そんなHot Racingですが今回は、全日本ロードレース選手権併催のMFJ CUP JP250の国内ライセンスチャンピオンに輝いた経験もある、梶山采千夏選手を起用して参戦。
梶原選手自体も海外レースが初めてとのことで、できる限りのサポートをおこない、なるべくリラックスできる状態でレースに臨めるように心がけました。
やはり元チャンピオンということだけあり、初めてのマシン、初めてのコースにも関わらず着々とタイムを上げていきます。
本人も海外の雰囲気に飲まれることなく走ってくれているのを見て、チーム監督としてとても安心感を得る事ができ、スプリントレースでは2位、CFmotoカップでは優勝と素晴らしい成績をおさめてくれました。
そしてメインレースでは、雨が降るか降らないかの微妙なコンディションの中でのスタートとなりしたが、スリックタイヤをチョイス。
その後雨が強くなり我慢のレースとなりましたが、その中でもしっかりと完走することができ総合5位、クラス3位という結果となりました。

続きましては私のレースです。motoRCでは今年から新しく、S450というクラスができました。このクラスは主に2気筒450ccのマシンで争われ、S300クラスの次のステップアップカテゴリとして始まりました。
今回は主催者推薦枠での参戦となり、マシンはアプリリア「RS457」。しかしマシンのレースキットが間に合わず、急遽純正仕様のマシンで走ることとなりました。
原因は、急に決まった話ということもあり、準備が間に合わなかったとのこと。ウインカーやライト、警告ホーンもついたままという、まさにドノーマルのマシンでしたが、マシンのポテンシャルの高さもあり、サーキット走行もすんなりとすることができました。
走行の途中でABSだけ切ってもらった事で、レーシングスピードでのブレーキングも安定して、スプリントレースでは優勝することができました。
しかしメインレースが行われた日曜日に、突如エンジンが掛からなくなってしまうトラブルが発生。メカニックの懸命な修復も虚しく、レースのスタート時間までに間に合わずスタートできずにレースが終了。
今回のmotoRCでは自分のチームの運営と自分のレースという二足のわらじ的なレースウィークとなりましたが、周りの人々に助けてもらい、なんとか無事にどちらの役割も終えることができて一安心。
今後もHot Racingとして様々なライダーに自分のチームで走ってもらい、その経験を今後に活かしてもらえるような活動ができればと思っています。今後の活動にも、ぜひ注目してきださい!










