バイオエタノールで走るスズキのバイク!? フレックス燃料車「ジクサーSF250 FFV」日本初公開

スズキは、5月21日から23日にかけて開催中の「人とくるまのテクノロジー展」に「ジクサーSF250FFV」を出展しました。

未来を見据えたスズキの施策

 スズキは、5月21日から23日にかけて開催中の「人とくるまのテクノロジー展」に「ジクサーSF250 FFV」を出展しました。

バイオエタノール85%までの混合燃料で走行可能なスズキ「ジクサーSF250 FFV」
バイオエタノール85%までの混合燃料で走行可能なスズキ「ジクサーSF250 FFV」

 日本初公開となったジクサーSF250 FFVは、日本にも導入されているジクサーSF250をベースに、インジェクターや燃料ポンプ、エンジン制御等を改良することで、トウモロコシやサトウキビから作られるバイオエタノール85%までの混合燃料を使用出来るフレックス燃料車(FFV)で、すでにインドで発売されているモデルです。

 植物を原料とするバイオエタノール燃料は、古くはブラジルなどの一部の国で1930年代から使用されており、従来の化石燃料に比べてCO2削減に効果を発揮すると言われていますが、高濃度のエタノール燃料の場合、ガソリンと比べ金属部品の腐食、サビや燃焼室周りへの摩耗対策が必要となります。

 スズキの担当者曰く、同モデルではピストンリングやバルブ周り、燃料ラインやポンプなどにガソリン車とは異なる材質や表面処理を施工。併せてエンジンコントロールユニット(ECU)などの電装部品も変更されています。

 また、フレックス燃料車というネーミングの通り、ガソリンでの走行ももちろん可能です。

 経済産業省は2025年5月に、2028年度から一部の地域でバイオエタノールをガソリンに最大10%混ぜた燃料を先行導入する方針を固めたと発表していますが、それらを踏まえると今後はジクサーSF250 FFVのようなモデルが日本で発売される日もそう遠くないのかもしれません。

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