ザクセンリンクの激闘 MotoGPルーキー小椋藍が語る敗因とは 完走したライダーわずか10名のドイツGP

MotoGP第11戦ドイツGPが、2025年7月11日から13日にかけて、ドイツのザクセンリンクで行なわれました。MotoGPクラスに参戦する日本人ライダーにしてルーキーの小椋藍選手(トラックハウス・MotoGP・チーム)は、スプリントレースで17位、決勝レースは転倒リタイアでした。

決勝レースは転倒続出。小椋は22周目にレースを終える

 MotoGP第11戦ドイツGPの金曜日のプラクティスを13番手で終えた小椋藍選手(トラックハウス・MotoGP・チーム)は、土曜日の予選にQ1から挑みました。しかし、土曜日はウエットコンディションとなったことで苦戦を強いられます。

小椋藍選手(#79/トラックハウス・MotoGP・チーム)ファンサービスの様子【2025MotoGP第11戦ドイツGP】
小椋藍選手(#79/トラックハウス・MotoGP・チーム)ファンサービスの様子【2025MotoGP第11戦ドイツGP】

 Q1は9番手で、予選順位としては19番手になります。スプリントレースはマーベリック・ビニャーレス選手(レッドブルKTMテック3)が負傷欠場したことで18番手からスタートし、17位でゴールしました。

「ウエットという難しいコンディションでレース序盤はポジションを大きく落としました。終盤は悪くないペースで走れたのですが、僕はフィーリングをつかむまでに時間がかかってしまうんです」(MotoGP.comインタビューより)

 日曜日の決勝レースはドライコンディションで行なわれ、フランコ・モルビデリ選手(プルタミナ・エンデューロVR46・MotoGPレーシングチーム)が負傷欠場したことで、小椋選手は17番手からスタートしました。

 このレースでは後半に転倒が続出しました。小椋選手もまた、22周目に転倒を喫してリタイアとなりました。1コーナーでスリップダウンを喫した小椋選手は、外側にいたジョアン・ミル選手(ホンダHRCカストロール)に接触し、巻き込む形でクラッシュしたのです。このレースを完走したのは、出走した全18名のライダー中、10名のみでした。

「スタートでミスをしてしまい、集団でポジションを上げられず、そのあとは集団の後ろで走っていました。レース後半は前の2~3台よりも自分の方が状態が良いかなと感じたので、終盤に上げていきたかったんですが、自分のミスからほかのライダーを巻き込む形で転倒してしまいました。全く良い終わり方ではなかったけれど、来週にまたレースがあるので、今回のレースをしっかり見直して、次に向かっていければと思います」(MotoGP.comインタビューより)

 第12戦チェコGPは連戦で行なわれ、ドイツGPの翌週、7月18日から20日にかけて、チェコのアウトモトドローム・ブルノで行なわれます。チェコGPが行なわれるのは、2020年以来、5年ぶりのこととなります。

【画像】「良い終わり方ではなかったけれど……」苦戦を強いられた小椋藍選手を見る(5枚)

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Writer: 伊藤英里

モータースポーツジャーナリスト、ライター。主に二輪関連記事やレース記事を雑誌やウエブ媒体に寄稿している。小柄・ビギナーライダーに寄り添った二輪インプレッション記事を手掛けるほか、MotoGP、電動バイクレースMotoE取材に足を運ぶ。

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