スズキの伝説復活!「GSX-R1000」が環境規制クリアで2026年に再登場、SNSでは賛否両論の声
スズキは、「GSX-R1000」および「GSX-R1000R」を2026年に発売するといいました。スズキの象徴ともいえるスーパースポーツモデルが復活するとあって、SNSでも大きな反響をよんでいるようです。
スズキのフラッグシップモデル復活にSNSでは喜びの声多数
スズキは2025年7月31日、「GSX-R1000」および「GSX-R1000R」を2026年より、欧州、北⽶等、世界各国で販売すると発表しました。

そもそも「GSX-R」シリーズは、1985年の初代「GSX-R750」登場以来、スズキを象徴するスーパースポーツとして高い評価を受けてきたモデルです(※日本市場においては1984年に「GSX-R(400)」が発売されていますが、1985年にグローバルデビューした「GSX-R750」を「GSX-R」シリーズの誕生年としてカウントされています)。
とくにGSX-R1000は、「GSX-R」シリーズの最上位モデルとして2001年から販売されていたモデルで、デビューと同時に英スーパーストック、欧州スーパーストック、豪スーパーバイク優勝、世界耐久プロダクションなどで優勝を勝ち取っています。
非常に人気が高かったため、GSX-R1000が2022年をもって生産終了する旨が発表された際は、多くのファンから惜しむ声が上がっていました。
そして今回、3年の時を経て復活するというわけです。
スズキによれば、今回の改良ではエンジン内部部品の形状などを全面的に改良することで、排ガス規制や騒音規制をクリアするとともに、耐久性を向上させたといいます。
人気車種の復活に対して、SNSでは「数年ぶりの新型だ! 流行りの翼を授けられて勇ましくなったね」「スズキの『生産やめました』『最後のモデルです』が一番信用ならない! ありがとう」「スズキのフラッグシップが1000ccで市販車として戻ってきてよかった」など、喜ぶ声が多く見られました。
さらに、新しいGSX-R1000R、白赤と黄色かっこいいなぁ。しかもオプションだけど羽も生えてるし」「イエローカラーがセンスよすぎる!かっこいい」「フラッグシップモデルがカッコよくなって復活、アツすぎる」のように、デザインを賞賛する声も少なくないようです。

一方で、「これは新型って言っていいのか……基本デザインは使い回しでカウルやライト類も同じ、メーターも同じじゃん」「従来のR1000Rを環境対応させただけでしょ? 取ってつけたようなウイングレット以外、デザイン的な進化はないよね?」と、従来のモデルからあまり変化が見られないことを指摘するファンも見られました。
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今回の改良によって、「GSX-R1000」「GSX-R1000R」は確かな進化を遂げたといえます。
復活した2車種は、サーキット走行を楽しむライダーはもちろん、日常のツーリングで快適かつ安全に走りたいライダーにも響くポイントといえます。
長年つちかわれた信頼性と最新技術の融合により、「GSX-R1000」「GSX-R1000R」は今後も人気を高めていく可能性が高そうです。