ソレ「ペダル付き電動バイク」です!! 違反行為や危険運転の増加にSNS上でも話題

自転車と原付バイクの特徴を併せ持つ「ペダル付き電動バイク」=「モペット」が増えている一方、ナンバープレートの表示無し、無免許運転などの違反や危険運転への懸念が高まっており、SNS上でも話題になっています。

最近よく見かけるアレ、じつはe-BIKEじゃない!?

 近年、街中で自転車と原付バイクの特徴を併せ持つ「ペダル付き電動バイク」=「モペット」を目にする機会が多くなってきました。モペットの外観は電動アシスト自転車(e-BIKE)に近く、速度域は原付バイク(50cc原付)に近いという特徴があります。

警視庁による「ペダル付き電動バイク」(=モペット)の違反行為の取り締り(2025年7月24日/時事通信フォト)
警視庁による「ペダル付き電動バイク」(=モペット)の違反行為の取り締り(2025年7月24日/時事通信フォト)

 道路交通法上では「原動機付自転車」に分類されるため、運転には原付免許の所持、ヘルメット着用、ナンバープレートの表示、自賠責保険の加入、保安部品の装備などが義務付けられています。

 ところが、見た目は電動アシスト自転車とほぼ変わらないことから「免許不要で乗れる」と誤解している利用者もあり、摘発の対象となるケースが各地で報告されています。

 警察庁の統計でも、モペット関連の交通違反は年々増加傾向にあり、とくに2024年にはナンバー未装着による違反摘発が前年比で大幅に増加し、危険な走行をする事例も問題視されています。

 歩道走行や信号無視のほか、歩行者との接触事故や自転車との衝突に発展する事例も報告されているようです。

 この状況にSNS上では「無法地帯になっている」、「免許もない若者が乗り回して危険」と批判の声が投稿されています。

 特に話題となっているのは「取り締まりの不徹底」や「制度の周知不足」のようで、「販売時に免許や登録の説明が不十分だ」、「知らないうちに違反になる仕組みがおかしい」といった指摘もあり、法制度の見直しや啓発活動の強化を求める声も広がっています。

 販売段階での丁寧な説明や登録制度の徹底、利用者への啓発を促進することで、誤解や違反を無くすことが求められています。

 加えて、利用者にとっても「便利だからこそルールを守る」という意識を持つことが欠かせません。

 電気モーターを動力とした近年のモペットは手軽で経済的、スタイリッシュなデザインも多く、環境にも優しいモビリティとして急速に注目が高まっています。

 しかしその一方で、免許区分や法的義務を理解しないまま利用するケースが増えることで、危険運転や事故のリスクが問題となっているのも事実です。

 安全性と利便性を両立させるためには、利用者のマナーと正しい知識、そして法制度のさらなる整備が急務と言えるのではないでしょうか。

【画像】見た目はe-BIKEだけど……? 買ってはいけない「ペダル付き電動バイク」を見る(8枚)

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