もっと買っておけば……と後悔するほど旨かった長野名物「おやき」 バイクで巡る「変わりダネ自販機」
日本全国津々浦々、どこに行っても自販機が設置されているのは世界的に見て珍しいのではないでしょうか。近年はソフトドリンクだけでなく、ちょっと変わった商品を扱う自販機も多くなってきましたが、まさか「おやき」まであるとは……。これが想像以上に美味しかったのです!
はじめての「おやき」、どんな味?
信州長野の郷土食である「おやき」ですが、中でも創業100年という「いろは堂」は、大正から現代に続いている老舗店です。本店は長野市鬼無里(きなさ)にあります。2022年には上信越自動車道「長野IC」近くに工場併設店舗「OYAKI FARM」をオープンしており、カフェ&ショップ、食事や買い物を楽しむことができる、人気の観光スポットになっています。

「変わりダネ自販機」をツーリングの目的にやって来ました。「OYAKI FARM」の営業時間は9:30~18:00(不定休)ですが、駐車場に設置されている自販機では、営業時間に関係なく冷凍のおやきを購入することができるのです。
さて、じつは「おやき」の味を知らないため、正直美味しいものなのかどうか、全く分かりません。中の具材も「粒あん」、「野沢菜」、「ぶなしめじ」など、お菓子のような、総菜のような、なんだかバラバラです。
ということで、何種類が食べられる「3種 詰め合わせ」(870円)を購入することにしました。クーラーバッグで冷やしながら帰宅し、冷凍庫へ保存。しかし味については全くの無知なので期待もなく、数日間冷凍庫の中で眠らせていました。
ようやく思い出したように「食べてみるか」と、電子レンジで温めてみました。パッケージ裏面に「電子レンジで温めた後、袋から取り出し、オーブントースターやフライパンなどで表面を1~2分焼くと、外カリッと、中もちっとした食感をお楽しみいただけます」と、丁寧な食べ方が記載されていました。今回は「バウルー」というホットサンドクッカーで加熱してみました。

まずは無難なところで「粒あん」からいただきます。これが想像以上に旨い! 思わず声が出ました。香ばしく、それでいてしっとりした食感で、絶妙な甘さの粒あんがなんとも言えません。
続いて野沢菜をいただくと……「なにコレ!? なんか旨いっ!!」言葉で表現できないのがもどかしくなる美味しさです。想像ではかなり塩っ辛いのだろうと思ったのですが、ちょうど良い塩加減で、普通にご飯のおかずになるレベルなのです。
2つ食べてこれだけの高評価ですから、残りの「ぶなしめじ」も期待が高まるというもの。そしてやはり、こちらも声が出るほど美味しいものでした……。トロトロ食感で味もしっかり、中華街で食べる饅頭よりも美味いと思えました。
「あぁ、もっと買って帰ればよかった……」と後悔したことは言うまでもありません。また長野市へ走り行くことがあったら、必ず「OYAKI FARM」立ち寄りたいと思います。












