世界最速のスーパーカブ!? アメリカの塩湖を駆け抜けた「原付」レーシングマシンに釘付け!! その詳細とは?

日本最大のカスタムカー&バイクショー「ヨコハマ ホットロッドカスタムショー2025」にエントリーしていたワールドクラスのカスタムマシンを紹介します。

速さを求める過程で生まれたショークオリティの造形美

 日本最大のカスタムカー&バイクショー「ヨコハマ ホットロッドカスタムショー2025」にエントリーしていたワールドクラスのカスタムマシンを紹介します。

 今回紹介する一台は、2025年8月にアメリカ・ユタ州のボンネビル・ソルトフラッツで開催された最高速を競う競技『ボンネビル・スピードウイーク』に参戦した一台です。

 マシンスペックやレース結果などは過去の配信記事でもお伝えしましたが、今回はレース用バイクでありながらも、速さを追求したギミック、素材などショーバイクとしても引け劣らない造形美を改めて見ていきましょう。

1963年のホンダ「スーパーカブC100」をベースにしたレーシングバイク
1963年のホンダ「スーパーカブC100」をベースにしたレーシングバイク

 この一台は、1963年のホンダ「スーパーカブC100」をベースにしたレースマシンで、手がけたのは東京のショップ「アニマルボート」です。

 ハンドル周りは同店オリジナルのブラケットを使用し、通常ヘッドライトが位置する部分にハンドルをマウントすることで自然なかたちで前傾姿勢を構築。純正のボトムリンク式フォークを使用しているため、スーパーカブらしいシルエットも維持されています。

 フロントホイールのパネルはドリルド加工し、ハブ内側のリブ部分も一定間隔で削り込むことでスプロケットのような形状に仕上げ、軽量化を図るとともに往年のレーサーマシンのような美しさを魅せています。

 また、同じくリアハブも同様に加工し前後共にHリムをセットしている点も抜かりはありません。

 メインチューブ上部にはアルミタンクが装備され、ネック部からリアエンドにかけ装備された2本のサブフレーム状のパイプにより挟み込む形でマウントしてあります。

 このサブフレームは剛性UPと同時に後方にオフセットしたシートカウル部を支える意も成しているようです。

 そのシートカウルは、先のアルミタンクとのレベルを合わせることで見事な直線を形成し、リアショックの逃がしや純正のホイールアーチに合わせたアール、そして最後部に向けシェイプさせた形状とするなど、同店の技術の高さが垣間見れます。

 そのほか、スーパーチャージャーユニットに備えられたフィンやプーリーカバー、キャッチタンクやメガホンマフラーなどワンオフパーツ含め見所満載となっています。

 ちなみに、同車両のライダーは4人のお孫さんを持つ黒木伴井(くろきともえ)さん(53歳)で、エントリーしたクラスで見事に最高速記録を獲得しています。

【画像】見どころ満載!! 1963年のホンダ「スーパーカブC100」をベースにしたレーシングバイクを画像で見る(14枚)

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