いざという時に命を守る!! 転倒時や緊急時に必須!? ライダーなら知っておきたい「キルスイッチ」とは?

バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「キルスイッチ」についてです。

緊急停止のために存在する「もうひとつのエンジン停止装置」

 バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「キルスイッチ」についてです。

 キルスイッチとは、エンジンを瞬時に停止させるためのスイッチです。点火系への電気供給を遮断することでエンジンを止める仕組みで、多くのバイクではハンドル右側、スロットルグリップの近くに配置されています。

 通常、エンジンの停止はメインスイッチで行いますが、キルスイッチは転倒時や緊急時に素早く操作できることを目的としています。

ヤマハ「TRACER9 GT+」のキルスイッチは「STOP」「RUN」「START」が一体となっている。近年増えているセルフスターターのボタンとの兼用は、信号待ちなどの普段使いでもいっそう便利
ヤマハ「TRACER9 GT+」のキルスイッチは「STOP」「RUN」「START」が一体となっている。近年増えているセルフスターターのボタンとの兼用は、信号待ちなどの普段使いでもいっそう便利

 たとえば転倒後にスロットルが戻らず、エンジンが回り続けてしまう状況では、即座にエンジンを止められるかどうかが安全を大きく左右します。そのためレースシーンでは必須装備とされ、公道用バイクにも標準的に採用されています。

 一方、日常的にキルスイッチでエンジンを切ると、スイッチ内部の接点劣化や通電不良を招くこともあります。そのため、通常時にエンジンを切る時はメインスイッチを使いましょう。

 キルスイッチは「使わないことが理想」ですが、「使えることが重要」な安全装備なのです。

【画像】「えっ…!」これがいろいろな「キルスイッチ」です

画像ギャラリー

編集部からのおすすめ

なぜ、BDSオークションを通過したバイクは安心なのか? 全ライダーが知っておきたい市場と流通の仕組み【PR】

なぜ、BDSオークションを通過したバイクは安心なのか? 全ライダーが知っておきたい市場と流通の仕組み【PR】

最新記事