和歌山ならでは!? 白濁スープと「柿の葉寿司」をダブルで堪能! 阪和道「紀ノ川SA」のセットメニューは旅の朝に優しかった!! バイクで行く高速道路グルメ
阪和自動車道を南下中に立ち寄れる「紀ノ川SA」(下り)には、ツーリングライダーにとってはありがたい24時間営業のフードコートがあります。ご当地の味を楽しめるメニューをいただいてみました。
ご当地名物の味を一緒に楽しめる歓び
阪和自動車道を南下中に立ち寄れる「紀ノ川サービスエリア」(下り)は、ツーリングライダーにとって心強い存在です。最大の理由はフードコートが24時間営業していることで、早朝や深夜の移動でも、温かい食事にありつけるのは本当にありがたく、長距離を移動中には大きな安心材料になります。
そこで選んだのは、ご当地の味を一度に楽しめる「かぐやセット」(1280円)です。その内容は、和歌山ラーメンと柿の葉寿司(サバ2個)という、和歌山を代表する名物を組み合わせたセットです。
和歌山県のSAに立ち寄るのは初めてでしたが、県外から立ち寄る人にとっても、「まずはこれを食べておけば間違いない」と思わせる構成になっていました。

主役の和歌山ラーメンは、地元の有名製麺業者と共同開発した生麺を使用しているのが特徴とのこと。スープは白濁した豚骨出汁に醤油を合わせたもので、見た目からもしっかりとしたコクが感じられます。ひと口すすってみると、豚骨の香りは確かにありますが、いわゆる長浜ラーメンのような強烈さではなく、全体的にマイルドな印象です。醤油のキレが後味を引き締めてくれるため、重たさは感じません。これなら朝からでも無理なく食べることができ、「朝ラー」としても十分に成立する一杯だと感じました。
豚骨由来のたんぱく質やコラーゲンは、体力を使うツーリングのエネルギー補給にも向いており、温かいスープは内臓を温め、朝の体をゆっくりと目覚めさせてくれます。
セットに添えられた柿の葉寿司も、このメニューを語る上で欠かせない存在でした。柿の葉寿司は、和歌山県を流れる紀ノ川流域が発祥とされる郷土料理で、山間部で新鮮な魚が手に入りにくかった時代に、塩で締めた鯖を酢飯にのせ、柿の葉で包むことで保存性を高めたことが始まりと言われています。柿の葉には抗菌作用があるとされ、さらに独特の爽やかな香りが寿司に移ることで、鯖の旨みをより引き立てます。
食べてみると鯖の脂と柿の葉の香りのバランスが良く、優しい味わいが印象的でした。酢飯も酸味が強すぎず、全体的に穏やかな味付けなので、こちらも朝食として非常に食べやすいものでした。

鯖に含まれるDHAやEPAは血流改善に役立つと言われ、長時間同じ姿勢になりがちなライダーにとっては嬉しい栄養素です。ラーメンと寿司という組み合わせは重すぎず、しっかり満足感がありながらも体に優しい内容だと感じました。
炭水化物、たんぱく質、脂質のバランスが良く、ツーリング中のエネルギーチャージにも適しています。和歌山ラーメンと柿の葉寿司というご当地グルメを一度に味わえる、非常に完成度の高いPA飯でした(SAですが)。
ショッピングコーナーには柿の葉寿司が数多く並んでおり、お土産として購入する人の姿も見られました。地元の名物を購入して持ち帰るのも、サービスエリアならではの楽しみ方です。










