“豚汁に八丁みそ”はアリ? 東名「守山PA」の期間限定PA飯は白くない見た目で思わずビックリ 濃厚具沢山の味わいに大満足!! バイクで行く高速道路グルメ
東名高速道路をバイクで移動中に立ち寄った「守山PA」(下り)は、名古屋らしいご当地メニューが充実していました。立て看板で推していた冬の期間限定メニュー「豚汁定食」をオーダーしたところ、八丁みそ仕立てでした。
「この豚汁、白くないゾ」果たしてその味は?
東名高速「守山PA」(下り)のフードコート(営業時間:7時~21時)はセットメニューが豊富で、ボリューム感のある食事を楽しめます。
バイクで食事休憩に立ち寄り、券売機の前で何を食べようかとメニューを物色していると、立て看板で「冬のいちおし!」、「カラダあったかメシ」というキャッチコピーが目に入りました。しかも2026年2月までの期間限定のようです。
「限定」という言葉には弱いこともあり、注文したのが「豚汁定食」(950円)です。まさに寒い時期にこそ味わいたい一品でしょう。
しかしメニュー写真を見ると、豚汁は白ではなく赤です。この定食の最大の特徴は「八丁みそ仕立て」にあるようです。一般的な(?)豚汁は白みそや合わせみそが多い印象ですが、愛知県名古屋市守山区にあるPAならではのオリジナルメニューでしょうか。

そもそも八丁みそは愛知県岡崎市八帖町(旧・八丁村)で生まれた豆味噌で、大豆と塩、水だけを原料に、約2年もの長期熟成を経て作られるのが特徴だと言われています。
その歴史は古く、徳川家康公ゆかりの地・三河地方で育まれた味噌でもあります。家康公が好んで食したとも言われ、戦の時代には保存性の高い八丁みそが重宝されたという話も残っていることを思い出しました。
そんな歴史ある味噌が現代のPA飯で味わえるとは、なかなか感慨深いものがあります。濃い赤褐色の味噌は強いコク、渋味、旨味があり、煮込み料理との相性が良いことでも知られています。
出来上がりを受け取り、まずは豚汁をひと口含むと、普段食べ慣れた豚汁よりも明らかに濃厚! 塩辛いというわけではなく、八丁みそのコクと旨味が前面に出ており、寒い時期の食事としては理想的な仕上がりです。「八丁みそは豚汁に合うのか?」という疑問はひと口で解消されました。
しかも、この豚汁はとにかく具沢山なのです。豚肉をはじめ、柔らかく煮込まれた大根やにんじん、こんにゃく、里芋などがたっぷり入っており、食べごたえは抜群。根菜には八丁みそが染み込み、噛むほどに旨味が広がります。十分にご飯のおかずです。

定食には豚汁とご飯に加えて、鶏の唐揚げが2個付いてきます。これが意外と存在感があり、豚汁だけでも十分なのに、さらにボリューム感を高めています。衣はサクッと中はジューシーで、豚汁との味のコントラストも楽しめました。
さらに、付け合わせのキャベツの千切りが唐揚げの後の口の中をさっぱりさせてくれます。定食全体としてのバランスが良く、950円という価格を考えると、満足度はかなり高いです。
健康面でのメリットに関しては、豚肉に含まれるビタミンB1は疲労回復に役立ち、長時間のライディングにはうれしい栄養素です。根菜の食物繊維は腸内環境を整える効果が期待でき、体を内側から温めてくれます。
また、発酵食品の八丁みそはたんぱく質やアミノ酸が豊富なのも特徴です。体を温める効果が高く、寒い季節のエネルギー補給として理にかなった内容だと感じました。
この「豚汁定食」は、一見シンプルながら愛知県らしさと冬向きの温かさを兼ね備えた、完成度の高いPA飯でした。八丁みその奥深いコクと具沢山の豚汁、唐揚げ付きの満足感。寒い季節のツーリング途中で、体を温めるには最適な定食でした。






