伊豆半島1周ツーリング 下田市『市場の食堂 金目亭』は市場直送で嬉しいボリューム 美味しいアジフライを求めて走る旅
アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえる店を紹介します。伊豆半島は下田市の「市場の食堂 金目亭」を訪れました。
「キンメ」にも種類が!?
美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)がやって来たのは静岡県下田市です。某カワサキ専門誌の取材で伊豆半島を1周ツーリングしてきました。前夜は西伊豆の土肥温泉に宿泊して朝出発。何カ所か立ち寄りながら南下。最南端の石廊崎を経由して下田に到着しました。
途中で撮影や取材をしながら走るのは想像以上に時間がかかるので、距離的には大したことなく下田到着は14時近く。
この取材のライダーで俳優でもある岩瀬皓旭さんと「せっかくの伊豆だから昼メシはやっぱり海鮮でしょう」と言っていたのに、ランチタイムは終わりつつあります。
目星をつけていた店の営業は終わっていて路頭に迷う2人です。こういう時は道の駅が良いかも? と「道の駅 開国下田みなと」に行ってみると、なんと道の駅の向かい側に「下田市魚市場」があり、更に隣接する「市場の食堂 金目亭」が営業中です。なんとか昼メシ難民にならずに済んだだけでなく、市場直送の海鮮が食べられそうです。

店に入るとまず券売機があり、ここに「本日の刺身・三色丼の内容」が書かれたホワイトボードで魚が分かります。これはかなり嬉しい。
それにしても「いとひき鯛」や「こぶ鯛」、「にべ」など、刺身としては聞きなれない魚が並んでいます。その下には「金目三色丼」もあり、金目鯛にも種類があることを初めて知りました。
ちなみに筆者は、アジフライと同じくらい金目が好きなので「金目の刺身か三食丼にしよう」と思いつつ券売機を見ると「アジフライ定食」があるではないですか!
優柔不断な筆者的にはかなりの問題です。ここは金目の定食か丼にアジフライ単品を追加でお願いしようか、と店の女性スタッフに訊いてみると、券売機にはないが単品のオーダーも出来るとのこと。
悩みに悩んで30秒。よく見たら券売機の「アジフライ定食」ボタンには「刺身1点付」と書いてあります。まったく悩む必要は無かったということで「アジフライ定食(刺身1点付)」の食券を購入。岩瀬さんは悩うことなく「地魚刺身定食」です。
発券したところで券売機のメニューを二度見してビックリ。「組合長定食」という金目に伊勢海老のかなり豪華な定食を発見したものの、この日は無かったようです。

昼時が過ぎていることもあって、それほど混んでいません。窓際のテーブルでペリー艦隊が入港した下田港を見ながら出来上がりを待ちます。
本日のこの後の行程などを打ち合わせしていると、出来上がりのアナウンスがありカウンターで受け取ります。
テーブルに戻って見てみると「アジフライ定食」はトレイいっぱいに料理が並んでいます。アジフライは2枚、別添えでタルタル、刺身とサラダ、小鉢の布陣です。この日の刺身は「ニベ」だそうです。これにご飯と味噌汁で「市場の食堂 金目亭」の「アジフライ定食(刺身1点付)」です。かなりボリュームがあって嬉しい定食です。
まずは下田産のアジフライからいただきます。サイズは大きめ、粗めのパン粉で揚げ色は濃いめ、歯応えサクサクです。身はふっくらで旨味があって美味しいアジフライです。黒潮が当たる伊豆南端の鯵も他に負けずに美味しいです。
そしてニベの刺身は、歯応えと旨味があって鯛に似ている感じでしょうか。これもなかなか美味しいです。刺身が付いているだけで定食が華やかに感じます。
岩瀬さんの「地魚刺身定食」には、ニベ、いとひき鯛、コブダイ、目鯛、イラの5種盛りです。どの魚も新鮮でおいしかったそうです。2人とも大満足で完食しました。
下田港を遊覧できる黒船にも乗りたいところですが、この先でまだ撮影があります。
やっぱり伊豆はいいなぁと、次回はプライベートでツーリングに来ようと思いつつ「市場の食堂 金目亭」を後に走り出しました。
■市場の食堂 金目亭
所在地/静岡県下田市外ヶ岡11
営業時間/07:00~09:30、11:00~15:00(火曜定休)
※営業時間、休日は変更となる場合があります

Writer: 増井貴光
旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110
















