見過ごし厳禁!! 自転車の「リコール」 バッテリーからフレームまで!? 重大事故に繋がる恐れも

販売後に製品の欠陥や不具合が見つかった場合、事業者が無償交換や修理する制度が「リコール」です。もちろん自転車も対象で、自分の自転車が対象かどうかを調べることができます。

もしかしたら自分の自転車も?

「リコール」とは、販売された製品に安全上の欠陥や不具合が見つかった際、メーカーや販売事業者が自主的に(または行政の指導のもと)その製品を無償で回収・修理・交換し、事故を未然に防ぐ措置です。クルマやバイク、自転車、家電、食品、おもちゃなど様々な製品が対象となります。

 クルマや家電といった高額な商品の場合は、メーカーや販売店から直接通知が届くケースもありますが、自転車の場合は、所有者に直接連絡が来ることは稀でしょう。

 新聞広告や自治体からの告知などをきっかけに、運よく気が付く可能性もありますが、見過ごしてしまうケースも多いようです。

 自転車のリコールとして最も重大かつ危険なリコールが、電動アシスト自転車(e-BIKE)のバッテリーです。電池パックの不具合などによって発火の恐れがあるため、今すぐにでも確認しておきたい案件です。

「バッテリー型番」や「製造ロット」などから簡単に確認できるようになっており、万が一リコールの対象になっていることが分かったら、すぐに使用をやめ、充電も避けましょう。

自分の電動アシスト自転車(e-BIKE)のバッテリーが「リコール」対象になっていないか要確認。見過ごしはキケン
自分の電動アシスト自転車(e-BIKE)のバッテリーが「リコール」対象になっていないか要確認。見過ごしはキケン

「まさか自分の自転車は対象にはなっていないだろう……」と、どこか「自分は大丈夫」と考えたくなるところですが、確認をせず、気づかずにそのまま使い続けるのはとても危険です。

 バッテリーのリコール情報を見ると、例えばパナソニックのe-BIKEで、2015年1月から2017年7月に製造された、計14万個のバッテリーが対象となっています。

 14万個ともなれば、安心してもいられない数字です。実際に、該当のバッテリーでは2020年5月以降、発煙・発火の事故が複数件起きていることから、過信は禁物です。

 バッテリー以外のリコール商品による事故も発生しています。例えば以下のとおりです。

「走行中に前輪のリムが破損し、使用者が転倒する事故が発生した」

「ハンドルロックケースの破損などが原因で誤作動し、ハンドル操作ができなくなり転倒するなどの事故が起こった」

「折りたたみ自転車の折りたたみ箇所のフレームが、溶接不良によって走行時に破断し、転倒した」など。

 また、2025年だけでも10件近いリコールが発生しています。該当パーツはバッテリ―以外にも、ライトやホイールなど様々です。

「アシストパワーを操作するボタンを長押しすると突然走り出す」

「ライトに製造時の品質管理上の問題が発生し、発火の可能性がある」

「車輪を保持するクイックレバーのロックの締め忘れや、外的要因などによりロックが外れた場合、走行中に車輪が外れる可能性がある」など。

 使用している製品がリコールの対象かどうかを調べるには、メーカーのホームページを確認するほか、以下のサイトでも検索することができます。

■消費者庁「リコール情報サイト」

■経済産業省「リコール情報」

■独立行政法人製品評価技術基盤機構「NITE SAFE-Lite」

 ほとんどの場合、リコールに期限は無いので、一度確認してみることをオススメします。

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