インディアンモーターサイクル「FTR1200」チーフデザイナー来日 オーナーたちに語った3つのキーワードとは?【PR】
2019年10月に発足した『ポラリスジャパン』は、同社が展開するバイクブランド「Indian Motorcycle(インディアンモーターサイクル)」のチーフデザイナー/オラ・ステネガルド氏の来日に合わせ、最新モデル「FTR1200」のオーナーミーティングを開催しました。
メーカーとユーザーの、垣根を越えた交流
インディアンモーターサイクル最新モデル「FTR1200」のオーナーミーティング会場となった、横浜ハンマーヘッド内のレストラン「QUAYS pacific grill」前の特設駐車場には、20台あまりのFTR1200が並びました。

同イベントでは、2年前にインディアンモーターサイクルのチーフデザイナーに就任したオラ・ステネガルド氏から、FTR1200のデザインについてのプレゼンテーションが行われたほか、ランチを取りながら、集まったFTR1200オーナーやインディアンモーターサイクルの国内ディーラー関係者が、オラ・ステネガルド氏と親睦を深めました。

イベント終盤には、FTR1200オーナーがオラ・ステネガルド氏に、車体にサインを求めるなどFTR1200への強い想いと、メーカーとユーザーという垣根を越えた信頼関係を見ることができました。
デビュー前から話題に!? FTR1200とは……
FTR1200がデビューしたのは、2018年に開催されたドイツのモーターサイクルショー/INTORMOT(インターモト)でした。2019年よりデリバリーが開始され、日本では9月より販売がスタートしています。

FTR1200は、2017年にアメリカのフラットトラックレース選手権に復活し、圧倒的な速さと強さで年間タイトルを獲得したレーシングマシン「インディアンFTR750」から強く影響を受けた、ストリートモデルとして発表されました。
「FTR750」は、インディアンが約60年ぶりに全米のフラットトラック選手権に復帰するために製作された特別なマシンです。専用に開発した挟角53度のV型2気筒エンジンを搭載しています。

2017年にレギュレーションが変更されたとは言え、それまで全米フラットトラック選手権を牛耳ってきたハーレーや、躍進めざましかったカワサキを抑え、デビューウィンを飾るとともに、圧倒的な強さで2017年シーズンのタイトルを獲得します。そして2019年シーズンに至るまで、3年連続でシリーズタイトルを獲得しています。
そのレーシングマシン開発と平行して、インディアンは「FTR1200」の市販化に向けプロモーションをスタートさせています。

2015年には、カスタムバイク製作などを行う米国のローランド・サンズ・デザインとタッグを組み、インディアンのライトクルーザーモデル「スカウト」をフラットトラックレーサーに仕立て上げると同時に、“スーパーフーリガン”と称した、市販車2気筒マシンによるフラットトラック選手権をスタート。それまでクルーザーモデルのみをラインナップしていたインディアンが、スポーツできるブランドであることをアピールし始めたのです。
同時に市販車がレースマシンに仕立てられることから、レースファンだけでなくカスタムファンからも注目を集めるようになった“スーパーフーリガン”は、ハーレーやドゥカティといった複数のバイクメーカーも参戦します。
そこでの活躍やプロモーションが、市販車の販売台数にも影響力を及ぼすほどのパワーを持つイベントに成長するとともに、市販車でレースを楽しむ土壌を醸成していきます。