インディアンモーターサイクル「FTR1200」チーフデザイナー来日 オーナーたちに語った3つのキーワードとは?【PR】

準備は整った! ついに「FTR1200」がリリース

 2017年のEICMAでは、専用開発したトレリスフレームとスイングアームを持つ車体に「スカウト」のエンジンを使ったカスタムコンセプトバイク「スカウト FTR1200 カスタム」を発表します。

カスタムコンセプトバイク「スカウト FTR1200 カスタム」(EICMA2017)

 その後は、この「スカウト FTR1200 カスタム」がさまざまなイベント会場を巡るとともに、さまざまな国で開催されているフラットトラックレースに参加し、市販モデルである「FTR1200」が出るのでは!? という市場の気分を盛り上げていったのです。

 そうして市場投入された「FTR1200」は、まさにフラットトラックレース専用マシン「FTR750」から強く影響を受けていました。

 インディアンモーターサイクルのチーフデザイナーであるオラ・ステネガルド氏は、日本でのFTRオーナーイベントで、そのデザインを次のように説明します。

オーナーミーティングでFTR1200のデザインなどについて説明するオラ・ステネガルド氏

「タンクカバーの取付位置やそれによって実現した低いライン、両サイドのシェイプラインは、まさにFTR750から強く影響を受けています。

 なによりも苦労したのは、V型エンジンの2つのシリンダーの間にインジェクターやスロットルボディをセットし、シリンダー内に効率よく混合気を送り込むための、FTR750と同じダウンドラフトインテークを実現することでした。

 そのために燃料タンクはシート下へ移設し、一般的なバイクではタンク下に装着されるその他の電装系パーツも別の場所に移設しています。

 また誰もが簡単にFTR1200をレース仕様に仕立てられるよう、さまざまなパーツが簡単に取り外しでき、軽量なパーツに変更できるようなモジュール的発想も沢山盛り込んでいます」

燃料は給油口からシート下の燃料タンクへ蓄えられる

 なぜここまでインディアンはレースにこだわるのでしょうか。それはインディアンの歴史に、レースが大きく関わっているからです。ステネガルド氏はプレゼンテーションのなかで「インディアンは歴史と伝統を重要視し、インディアンのバイクの核には、それらが必ず存在する」と強くアピールしていました。

 したがってアメリカ最古のバイクブランドであるインディアンが、アメリカの伝統的なモータースポーツであるフラットトラックレースに復活しすることはとても重要な意味を持っているのです。

 同時に、そこで勝つために開発された「FTR750」から強く影響を受けた「FTR1200」は、いまのインディアンモーターサイクルを象徴するモデルと言えるでしょう。

カスタムバイクの敏腕ビルダーとしても知られるステネガルド氏

 ステネガルド氏は、12月1日にパシフィコ横浜で開催された日本最大級のカスタムカーおよびバイクのイベント『ヨコハマ・ホットロッド・カスタムショー』を見るために来日し、それにあわせ急遽オーナーイベントがプログラムされました。

日本のFTR1200オーナーやインディアンモーターサイクルの国内ディーラー関係者たちと親睦を深めるステネガルド氏

 ステネガルド氏自身もカスタムバイクのビルダーとして知られ、イベント会場でも多くの知人たちと積極的に情報交換を行っていました。

 またステネガルド氏はBMWに所属し、BMW初のスーパースポーツバイク「S1000RR」のデザインを担当した経緯があります。また「R nineT(アール・ナインティ)」の製品開発やカスタムプロジェクトにも大きく関わり、老舗ドイツブランドの可能性を大きく躍進させることに貢献した人物です。

 そんなステネガルド氏がインディアンモーターサイクルへ移籍するというニュースは、当時驚きを持って報じられました。

 そしてFTR1200に続き、2019年のEICMAにはラグジュアリーなクルーザーモデル「チャレンジャー」を発表するなど、次々と発表されるインディアンのニューモデルについて、ステネガルド氏がフロントに立ちコミュニケーションしていく姿には、インディアンの変化を感じます。

EICMA2019で発表された「チャレンジャー」

 また2018年のEICMAでは、FTR1200の豊富なアクセサリーを組み合わせた4つのスタイルコレクションを発表。なかにはスクリーンや大型サイドバッグを装着した「ツアー・コレクション」もあり、FTR1200の高い機能拡張性も提案しました。

 さらに2019年のEICMAでは、そのスタイルコレクションから発展したアレンジモデル「FTR1200ラリー」を発表。オフロードタイヤを装着するとともにハンドル形状を変更し、市街地やオフロードにおいてもより快適なライディングポジションを実現しています。

EICMA2019で発表され、日本への導入が予定されている「FTR1200ラリー」

 最後に、ステネガルド氏が「FTR1200」を3つの言葉で表現してくれました。それが「ヘリテイジ」「クラフトマンシップ」「パイオニア」です。これはインディアンモーターサイクルのすべての製品、そしてインディアンモーターサイクルそのものを表現している、と付け加えました。

「すべてのインディアンモーターサイクルの製品には、先人たちが造り上げた歴史=ヘリテイジを受け継いでいます。そしてフレームやエンジン、外装類などバイクを造り上げるすべてのアイテムには細部に至るまでクラフトマンシップが込められています。

 また、レーストラックからDNAを受け継いだ大排気量フラットトラックマシンを市販化するなど、そのチャレンジはインディアンモーターサイクルのパイオニア精神を表現しています。FTR1200に触れれば、その3つのキーワードを感じていただけると思います」

※ ※ ※

 インディアンモーターサイクル「FTR1200/FTR1200S」の価格(消費税10%込み)は189万9000円からとなります。また2020年には、イタリア・ミラノショー2019(EICMA2019)で発表された「FTR1200ラリー」が日本導入予定となっています。

>>インディアン「FTR1200S」のインプレッション記事をチェック

>>インディアンモーターサイクル公式サイトをチェック

【了】

インディアンモーターサイクル「FTR1200」チーフデザイナー来日!! の画像を見る

画像ギャラリー

1 2

最新記事