一台のバイクとして見ると、まったく違和感を感じないマシンほど、その実、高い完成度を誇る場合が多いのですが、C・フォスターによる最新作であるこの一台は、まさにその典型と呼べるもの。この一台のフレームはデッドストックのパウコ製を使用してつつ、サスのマウント位置を変更し、さり気なくレイダウン。またナローフォークに合わせたナセルの処理も秀逸です。新旧の要素を巧みに掛け合わせたデザインも気品を感じるフィニッシュに仕上げられています(Photos by Juan Espinoza)
Cole Foster 1964年カリフォルニア州サリナス出身。四輪のドラッグレーサーとして活躍した父、パット・フォスターの元で育ち、自然にその影響を受けた結果、10代の頃よりホットロッドやチョッパーの製作を開始。1989年に自らのショップ、サリナスボイースを創業してからもホイールの数を問わず、様々なカスタムをクリエイトし、2002年には大手H-Dパーツ・ディストロビューターであるCCIのデモ・バイクを製作。この時の“BLUE BOBBER”が現在のシーンに影響を与え、新たな潮流を生み出したといっても過言ではありません。クルマの世界でも2013年にNational Hot Rod Hall of Fameに選出。まさに名実ともにトップビルダーです。