ヤマハ「SR400」は本当に名車だったのか? ~2輪系ライター中村トモヒコの、旧車好き目線で~ Vol.2

1985年にデビューした「SRX」は、SR以上の運動性を追求したスポーツシングルモデル。排気量違いで400と600の2機種があった。動弁系はOHC4バルブ、キャブレターは強制開閉式とCV式の2段構え。400は33ps、600は42psを発揮。写真は400ccモデルの「SRX-4」
保安部品を装備しない「TT500」(1976年)は、「XT500」と基本設計の多くを共有する市販レーサーだった。各部の徹底的な軽量化を行った結果、乾燥重量119kgという数値を実現
イギリスのBSAが1967年から発売を開始した「B44」「B50」シリーズは、1964年と1965年のモトクロス世界選手権を制したワークスレーサーのレプリカモデル
1950年代から多種多様なスポーツシングルを発売していたドゥカティは、シリーズの最後を締めくくる究極のモデルとして、1971年に「450デスモ」を発売した
SRは空冷単気筒エンジンを搭載し、エンジン始動はキックスターター式など、1978年の登場以来、大きく姿を変えることなく43年にわたり生産され続けた。写真は「SR400 Final Edition」(2021年型)
1978年に登場した初代「SR400」「SR500」は、「XT500」のオンロード仕様として開発された。最高出力が29.5psだったXTに対して、「SR400」は27ps、「SR500」は32psという数値を公表
ヤマハ初の4ストロークビッグシングルとなった「XT500」(1976年)は、1979年から1980年に開催された第1回パリダカールラリーで1位から4位を独占。初代の乾燥重量は「SR500」より20kgほど軽い138kg
年を経るごとに厳しくなる排出ガス規制に対応するため、「SR400」(写真)は2009年から電子制御式フューエルインジェクションを採用。そして2021年には43年に及んだ歴史に幕を閉じることになった

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