レトロ or ローテク? 「ドラムブレーキ」は消えゆく運命なのか? レーサーも装備していたメカニズムとは

機械式のドラムブレーキを装備するヤマハ「SR400」(2000年)
現行モデルの50cc(原付1種)バイクは、前後ともドラムブレーキの車両が多い。「新基準原付」への移行によって姿を消す日は近い。画像はホンダ「ジョルノ」
ヤマハ「SR400/500」は1985年型~2001年型まで、フロントにツーリンディングのドラムブレーキを装備(リアはリーディング・トレーリング)。ちなみに、1978年には油圧式ディスクを装備したが、1985年のマイナーチェンジでクラシック感を高めるためにドラムブレーキに変更した(戻した)
ホンダは1956~67年のGPロードレース活動で、50、125、250、350、500の全クラスを制覇。50ccを除くほとんどのマシンがダブルパネル式ツーリーディングを装備した。画像は1967年のGP500マシン「RC181」
スズキ初の「ナナハン」、水冷2ストローク3気筒エンジンの「GT750」(1971年)はダブルパネル式ツーリーディングを装備。2代目の1973年モデルで油圧式ダブルディスクに変更
排気量400ccクラスの空冷単気筒エンジンを搭載するスズキ「テンプター」(1997年)は、クラシックスポーツの佇まいに拘ってダブルパネル式ツーリーディングを採用
「ドラムブレーキ」の概念図。小排気量モデルや、かつてのオフロード車の前後ブレーキ、ロードスポーツ車のリアブレーキに採用した「機械式リーディング・トレーリング」
「機械式ツーリーディング」のドラムブレーキの概念図。ブレーキシューを開くカムを2つ設ける
ヤマハの市販レーサー「TZ250」の1973-74年型はダブルパネル式ツーリーディングのドラムブレーキをフロントに装備。1976年型で油圧式シングルディスクに変わり、1988年型で油圧式ダブルディスクになった
原付2種のスクーターや実用車は、フロントにABS装備の油圧式ディスクブレーキ、リアに機械式のドラムブレーキを装備する車両が多い。画像はホンダ「スーパーカブ110」

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