快適な「旧車ライフ」を実現!? 現代のパーツを上手に導入すれば充電システムの信頼性が飛躍的に向上!!

『Flyer Motorcycle Workshop』を主宰する柴崎英一さんは、1970年代以前のイギリス車事情に精通。かつては旧車との付き合い方を学ぶ「トリニティースクール」で講師を務め、イギリス車専門店でメカニックとして働いた経験もある
さまざまなパーツのテスト車として、柴崎さんが愛用しているノートン「コマンド750インターステイツ」。パッと見はノーマル然としているが、電装系は徹底的なモダナイズを実施
2輪の充電システムの概念図。ACジェネレーターが発電した電気を、レギュレター/レクチファイアで制圧/整流し、バッテリーに蓄電。なお発電機がDCダイナモの場合は、レクチファイアは不要となる
1960~1970年代のイギリス車の多くは、クランクシャフトの左端、プライマリーチーェンケース内にACジェネレーターを設置していた
1960年代のノートンツインから取り外した直流ダイナモ
昔ながらの開放式バッテリーは、上部に液口栓、側面にブリーザーの取り出し口が備わる。定期的な液面のチェックが必要で、ロアレベルを下回ったら補水が必要
1990年頃から普及が進んだ密閉式バッテリーは、近年になって更なる進化を遂げ、旧車の小さなバッテリースペースに詰め込むのに適した横倒し可能な製品も登場している
2000年代から2輪での採用が始まった、モスフェット式レギュレター/レクチファイア。写真はヤマハ「YZF-R1」用で、メーカーは新電元工業
イギリスの「ルーカス」がリプロパーツとして販売している、ICレギュレター/サイリスタ式レクチファイア
一般的な交流式とは制御の方法が異なるため、直流ダイナモ用のレギュレターは比較的コンパクト。高性能モデルは、6Vと12Vの切り替えが可能
ヤマハ車用の2種のレギュレター/レクチファイア。ツルリとした黒いボディの方は、1980年代に多くの車両が採用した製品で、冷却フィンを備えないためか、ある程度の距離を走るとパンクすることで有名。冷却フィンを備えたもう一方は、その対策品として使われることが多い「マジェスティ125」用
トライアンフ「T140」のプラマリーチェーンカバーを外したところ。クランクシャフトの左端に備わるのが、発電を担当するステーターコイルとローター
1968~1977年に生産された、ノートンコマンドのレクチファイヤはセレン式(左)。シンプルなレギュレター(右)は、アルミ製ステッププレートを放熱素材として使用するのが前提
「LUCAS(ルーカス)」のACジェネレーターは、現代でも新品を入手することが可能。下段のステーターコイルの発電量は、左が単相10A・120Wで、右は3相14.5A・240W
ノートンコマンド850のブリーザーパイプに装着した、内圧コントロールバルブのレデューサー。内部には2枚のリードバルブが備わる

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