長年の不動車から「腐ったガソリン臭」が……!! モトグッツィ「ルマンIII」再生プロジェクト 個体の走行距離は、何と7148kmでした。ワンオーナー車で30数年間、ガレージ内で保管(放置)されていました。基本コンディションは悪くありませんが、細部はすべて要メンテナンスだと思われます 「サビ取り前に行う汚れの洗浄」が何より大切です。サビだと思っていた固形物が、実は「劣化したガソリン」だったことは多いのです。これらがまさに劣化ガソリンそのものです 洗浄時のガソリンタンク内には5~6Lの腐敗残留ガソリンがありました。オイル交換用のパックリンに吸い込ませて、空っぽにしたらコック穴を塞いで段取りします タンク内に水道水を半分程度入れて、ロングノズルのエアーガンで「うがい洗浄」することで汚れを剥離します。その作業を何度か繰り返したら、コップ半分程度の中性洗剤を注入します ガレージには高温乾燥機があるので、中性洗剤+水道水で満たしたタンク内を温めます。給湯器から50℃程度のぬるま湯を注ぎ入れるのも手っ取り早くオススメです。暖かい洗剤水で汚れを分解します カーベック製CV600を導入していますが、バイク用ガソリンタンク内の洗浄で利用する機会が圧倒的に多いです。旧型スーパーカブのタンクなら、卓上サイズのCVジュニアでも処理できます 70℃に設定して、半日ほどガソリンタンクを温めました。直接お湯を注ぎ入れた時には、毛布や布団でタンクをグルグル巻きにして、保温するのが効率良い洗浄方法になります 半日ほど連続運転して、一回目のタンク内洗浄を行いました。サビ取り作業へ入る前に、劣化ガソリンによるワニス汚れや固体物質の除去を徹底的に行うことが、成功への近道になります ベトベトに汚れていたタンク内でしたが、ようやくサビの茶色と灰色の鉄板地肌が見え始めました。この茶色がサビではなく汚れなら、再度、中性洗剤での洗浄が必要です 茶色部分が劣化ガソリンの汚れだと後に気が付き、再度、中性洗剤で徹底洗浄を行うハメになりました。洗浄の都度、エアーガンでうがい濯ぎ洗いを行うのが最善です 2度目の汚れ落とし後に、ガンブラックメタリックの塗膜が剥げ、その下から想定外のピンホール=サビ穴が2カ所現れました。徹底的なタンクケアが必要不可欠になりますね 穴埋め段取りのため、最低限の面積でペイントを剥がして、タンクスキンの板金補修作業に入ります。リューターに縦型ワイヤーバフを取り付け、ピンホール周辺の塗装を剥がします ワイヤーバフで磨き続けていくと、2カ所のピンホールがつながって長穴に成長しました。ガソリンタンクの「サビ穴補修」なら、溶接ではなく板金ハンダがベストだと思われます 軽トラの荷台からバイクを降ろしたくても、前後ブレーキが使えないので作業は大変です。無理するとバイクをひっくり返してしまうので、迷うことなくバイク仲間を呼び出して、ヘルプ依頼しました タンク内にロングノズルのエアーガンを刺し込み、口金をウエスで閉じながらタンク内を「うがい洗浄」します。この作業を3回繰り返して、ようやく内部汚れが落ちたような印象になりました 関連記事 「#バイク愛と」で投稿! バイク王×バリ伝のグッズが当たる! (PR)バイク王 「白シートイイですね~」「アップハンカッコいい」「相変わらずセンスいいですねー」など反響 野生爆弾「くっきー!」 独自のセンス光る英国旧車カスタム 中古車の購入を検討するときに物件情報で目にする「オーバーホール」や「レストア」ってナニ? 「メンテナンス」とは違うの? クロームメッキ部品が美しく蘇る!? 目視的輝き度を高めるためには輝くべき部品を輝かせるのが手っ取り早く確実!! ホンダ横型エンジン「北米仕様」のモトスポーツ「SL70」 欠品していたABS製サイドカバーのワンオフ製作!! この画像の記事を読む 「#バイク愛と」でグッズが当たる! バイク不足で高騰中!愛車の相場を調べてみる>> 画像ギャラリー