もはや「死語」!?「“パワーバンド”をキープ!」……ってどういう意味?

「パワーバンド」は、エンジンが最大トルクを発生する回転数から最高出力を発生する回転数の間の帯域(ピンク色の部分)を指す
4ストエンジン車のホンダ「VT250スパーダ」(1988年)のエンジン性能曲線図(グラフは前モデルの「VT250F」との比較)。ピンク色で記した部分がパワーバンドで、3000回転の幅がある
ホンダ「VT250 SPADA」(1988年)
ホンダ「CBR250RR」(2025年)の最大トルクは2.3kgf・m/11000rpmで最高出力は38ps/12500rpmなのでパワーバンドの回転域は1500回転
アプリリア「RS660」は最大トルク6.83kgm/8500rpm、最高出力100HP/10500rpmを発揮。最大トルクの80%を4000rpmで発生
ロイヤルエンフィールド「INT650」は最大トルク5.42kgm/5150rpm、最高出力47ps/11250rpmを発揮。最大トルクの80%を2500rpmで発生
ホンダ「GB350」シリーズの出力特性イメージ。日常使いでの力強さを狙い、最大トルクを3000rpmに設定している
ホンダ「GB350 C」(2025年)
ドゥカティ「Panigale V4 R」(2026年型)
現在でも人気の2ストレーサーレプリカ「NSR250R」(1989年型)の場合、最大トルクは3.8kgf・m/8000rpmで最高出力は45ps/9500rpmなので、パワーバンドは8000~9500rpmの間の1500回転になる
ホンダ「NSR250R」(1989年)のエンジン性能曲線図(軸出力と軸トルクを抽出)。ピンク色で記した部分がパワーバンドで、1500回転の幅がある
トライアンフ「デイトナ660」は、最大トルク7.04kgf・m/8250rpm、最高出力95ps/11250rpmを発揮。最大トルクの80%を3125rpmで発生
ドゥカティ「Panigale V4 R」の性能曲線図(2023年型と2026年型の比較図)。最大トルクが11.7kgf・m/11000rpmで最高出力が218ps/15750rpmなので、パワーバンドの回転域は3750回転もある

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