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スモールだからこそタフ! いつでも冒険心かき立てられるスズキ「ジムニー」&「Vストローム250」

ナンバーを見ないと軽自動車であることがわからない

 まず見た目からして、ダートの匂いがプンプン漂ってくるではありませんか。頑丈そうで、砂漠を走るジープみたいなスタイル。それとボディに迫力があって、そもそも軽自動車なのに、こんなにも大きいことに驚かされます。

 じつはどこで耳にしたのか、ジムニーにも普通車枠の「ジムニーシエラ」なるものがあり、これはそっちなのかもしれないと筆者は密かに思いました。

黄色ナンバーのジムニー

 同行していただいたモータージャーナリストの金子陽一さんに、聞こうか聞くまいか迷ったものの、ナンバープレートをガン見して黄色ナンバーであることを確認。ナンバープレートが黄色でなければ、筆者は普通車だと勘違いしていたかもしれません。

 あとで調べてみると「ジムニー」と「ジムニーシエラ」は車体ベースを共有しているとのことで、バイクでたとえるなら「RZ250」と「RZ350」みたいなものでしょうか。失礼っ! 古すぎました、「PCX125」と「PCX150」と言うべきですね。

 最新の軽自動車に触れたことがありませんから、このズレた感覚をお許しください。25年くらい前、友人が「ジムニー」に乗っていましたが、それはもっと小さく、もっと室内も狭かったはずです。

スズキ「ジムニー/Vストローム250」

 そして、車体を同じにしながら心臓部をパワフルにしている「ジムニーシエラ」の存在が気になって仕方がありません。クルマって、バイク以上に見栄とかをアピールする乗り物ではないのでしょうか。そう考えると、軽自動車ベースの「ジムニーシエラ」を選ぶ人って玄人すぎます。「RZ350」派のボクにはたまりません!

初めて触ったセンタースイッチに感激!!

 話しがだいぶ逸れてしまいましたが、車内では同乗まで頼んでしまった金子陽一さんに「ボクが最初に買ったクルマは競技用モトクロッサーを運ぶためのアクティ550、2万円でした」とか「窓の開閉ボタンがドアになくて、窓が開けられません!」とか、慣れていないので支離滅裂なことばかりを投げかける筆者でした。

パワーウインドースイッチ、ESPオフスイッチ、ヒルディセントコントロールスイッチを配置

 浮き足立つ筆者に、金子さんが優しく教えてくれたのが「センタースイッチ」。スペースを節約できるし、操作がしやすい。たとえオフロードでドアを損傷しても大丈夫というわけで、これにも舌を巻くばかりです。

 もしかしたら「ジムニー」や「Vストローム」のオーナーとなっても、実際にダートへ踏み入る機会は希なのかもしれません。ただし、たとえ舗装路が終わってしまっても、まだその先へ進めるという自信が持て、それが冒険心をくすぐり、もっと奥深く走っていこうとなるのだと思います。この両車に乗ると、ワクワクが止まらないのです!!

【了】

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Writer: 青木タカオ(モーターサイクルジャーナリスト)

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。自らのモトクロスレース活動や、多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク技術関連著書もある。

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