バイクをコントロールする筋肉を強化する方法とは? ~バイクde筋肉体操 Vol.1~
今回から始まった新コーナー『バイクde筋肉体操』。ここではライディングに必要な筋力を強化するトレーニングを17歳のプロウインドサーファー、杉匠真選手をモデルに解説していきます。
最初のクールの強化テーマは『下半身』
バイクに乗るには「体力」が必要です。ところでこの「体力」という言葉、よく聞きますが、明確に定義できる人はどれだけいるでしょうか。学術的に説明すると、「身体的要素」と「精神的要素」に分けられ、そこからさらに細かく枝分かれして行きます。しかし、それを解説していると長くなるので、ここではバイクに乗るため、コントロールするために必要な筋肉を強化する方法を紹介して行きます。

最初のクールの強化テーマは『下半身』です。ライダーであればわかると思いますが、直線だけならいざ知らず、ワインディングでは下半身の筋肉は上半身を支えるのと同時に、バイクをコントロールするために結構使うものです。
ましてやオフロードを走るとなると、腰から下の筋力が十分でないと、路面の起伏についていけなかったり、大きな衝撃を吸収できなかったりします。そして、すぐに疲れて走れなくなるだけでなく、酷いときはコントロールが効かなくなって転倒ということにも。しっかり筋力アップしていきましょう。
【下半身】
最初は基本的なスクワットです。膝を曲げ伸ばしして上下するだけなので、簡単だと思っているかもしれません。しかし正しいスクワットができている人は意外と少ないのです。その多くの間違いが、お尻をまっすぐに降ろしてしまうこと。それでは太ももの前側にしか効かず、膝を傷めてしまう可能性が高くなります。匠真君のやり方を見て、正しく実行してください。
1.基本の「スクワット」




10~12回を1セットにして、1回3セットを目標にしてください。姿勢を戻したときに完全に膝を伸ばさないのは、筋肉から力を抜かないためです。緊張感が続いたほうが、筋肉は速く発達します。また、お尻の筋肉に力が入るのを感じたら、正しいスクワットができている証拠です。

「ウインドサーフィンでも、ボードをコントロールしたり、波の力に負けたりしないように抑えるための下半身の力は重要です。僕はバイクに乗ったことがないですが、たぶん、それは同じ感覚だと思います。それから風を切って走るのも、同じ感じかもしれません。僕もしっかり下半身を鍛えて、これからもいい成績を納めていきたいと思っています」
■杉 匠真

2002年7月23日神奈川県生まれ。身長170cm、体重63kg。
6歳の時から本格的にウインドサーフィンを始める。ジュニアユース選手権では、2009~14年の小学校6年間連続優勝という記録を樹立。11年から波の中で演技を披露するウェイブパフォーマンスをはじめ、16年度JWA(Japan Windsurfing Association)フリースタイルアマチュア年間ランキン1位に。これによってプロ資格を得て、14歳8ヶ月の史上最年少プロに。18年、PWA(Pro Windsurfing Association)のU-17年間チャンピオンを獲得。その他、多数の優勝、入賞記録を誇っている。今後の活躍が大いに期待される、成長著しい若手ウインドサーファー 。
【了】