脚部全体を動かしながら筋力を鍛えることで脂肪燃焼するトレーニング!! ~バイクde筋肉体操 Vol.5~

『バイクde筋肉体操』、現在のパートでは、下半身の筋力を強化するトレーニングを17歳のプロウインドサーファー、杉匠真君をモデルに解説しています。今回は、脚部全体を動かしながら筋力を鍛える方法を紹介します。

最初のクールの強化テーマは『下半身』

『バイクde筋肉体操』の現在のパートでは、下半身の筋力を強化するトレーニングを17歳のプロウインドサーファー、杉匠真君をモデルに解説しています。今回は脚部全体を動かしながら筋力を鍛える方法を紹介します。

プロウインドサーファー杉匠真選手と筋肉について解説します

 今回は下半身の筋肉な中でも、太もも全体と瞬発力を一緒に鍛えられるトレーニングを紹介します。エクササイズは、足を踏み出すときや戻すとき、脚全体の筋肉に「グッ」と力を入れて地面を押すようにして、反動を使って動かすものです。最初は少しキツク感じるかもしれませんが、繰り返すうちに着実に筋肉量を増やせる運動です。また、早い速度で繰り返し行うと、脂肪燃焼も期待できます。頑張ってチャレンジしてみてください。

5.ムービング・ランジ

① 足を腰骨の幅に開いて立ち、手を頭の後ろで組みます
② 足を大きく前に踏み出して、足裏でしっかりと地面を捉えて少し腰を落とします
③ ②の姿勢から、さらに腰を落として、体重を前足にかけます
④ 前足に力を込めて、反動を使って最初の姿勢に戻ります
⑤ 戻した足を、今度は反動を使って、後ろに大きく動かします
⑥ 背中をまっすぐにしたまま、腰を下に落として体を沈み込ませます。その後、もとの直立姿勢に戻します。反対側も同様です

 片側10~20回を、自分にレベルに合わせて1セットにして、インターバルを入れて2セットを目標にしてチャレンジしてみてください。

 匠真くんのように、動作の最中に背中をまっすぐに保つようにしてください。結構、負荷のかかるエクササイズなので、最初は無理せずに、できる回数から始めてみてもいいでしょう。お尻から脚全体の筋肉をまんべんなく動かして、鍛えることができます。「片足を前に出す」→「動きを止める」→「体を沈み込ませる」→「戻す」→「足を後ろに引く」→「体を沈み込ませる」→「戻す」という一連の動作を、テンポ良く行うことが大切です。最初は、体が前後左右にブレたりしないように、ゆっくりした動きで始めても大丈夫です。

脚部全体を動かしながら筋力を鍛えることで脂肪燃焼も期待できます

「普段の生活の中じゃ、ここまで脚を大きく動かしたり、そこからさらに体を沈み込ませて、戻したりする動きはしませんよね。だからこそ、トレーニングになるんだと思います。僕もトレーナーさんについてもらって筋トレをやっていますが、今回のエクササイズは、かなり下半身に負荷がかかるのを感じました。ちょっとキツク感じるかもしれませんが、頑張ってください」

■杉 匠真
 2002年7月23日神奈川県生まれ。身長170cm、体重63kg。
 6歳の時から本格的にウインドサーフィンを始める。ジュニアユース選手権では、2009~14年の小学校6年間連続優勝という記録を樹立。11年から波の中で演技を披露するウェイブパフォーマンスをはじめ、16年度JWA(Japan Windsurfing Association)フリースタイルアマチュア年間ランキン1位に。これによってプロ資格を得て、14歳8ヶ月の史上最年少プロに。18年、PWA(Pro Windsurfing Association)のU-17年間チャンピオンを獲得。その他、多数の優勝、入賞記録を誇っている。今後の活躍が大いに期待される、成長著しい若手ウインドサーファー 。

【了】

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