男性なら厚い胸板を、女性はバストアップが期待できる「大胸筋」のエクササイズ!! ~バイクde筋肉体操 Vol.7~

『バイクde筋肉体操』は、今回から上半身のトレーニングを17歳のプロウインドサーファー、杉匠真君をモデルに解説しています。今回は腕や肩といった、大胸筋も一緒に使うトレーニングの前に覚醒させるための『スクイーズ』という方法を紹介します。

上半身の筋肉体操を始めましょう

『バイクde筋肉体操』は今回から上半身のトレーニングを17歳のプロウインドサーファー、杉匠真君をモデルに解説して行きます。まずは男性なら厚い胸板を演出し、女性にとってはバストアップが期待できる、「大胸筋」のエクササイズをやっていきましょう。

プロウインドサーファー杉匠真選手と筋肉について解説します

 上半身の筋肉たちは、面積は広いのですが、下半身に較べると薄いものが多いのが特徴です。ですからトレーニングをすると疲れやすく、なかなか筋肉が大きくなりにくいことも確かです。

 そんな上半身の筋肉体操、まずは分厚い胸板の実現や、女性のバストアップが期待できる『大胸筋』から始めていきましょう。

 大胸筋は、バイクに乗っているときも、ハンドルコントロールやリーンの動作でも働く部位です。普段の生活でも、主に腕を前に出す動きを受け持っていますが、実は強化できるほどの刺激が入っていないのです。そうなると、普段使っている部位だけが動き、後の部分は眠った状態になってしまいます。全体的に使われないので、筋力が保てないのです。そこでトレーニングのコツは、普段あまり使っていない筋肉に刺激を入れて、「目覚めさせる」こと。腕や肩といった、大胸筋も一緒に使うトレーニングの前に覚醒させるための『スクイーズ』という方法から始めていこうと思います。

7.スクイーズ

①足を腰骨の幅に開いて立ちます。背中をまっすぐにして、90度に曲げた肘と肩の高さを揃えて、胸の前で手のひらを合わせます。その姿勢で3秒間、最大限の力で手を押し合います
②左腕に力を入れたまま、右の大胸筋を最大に収縮させる意識で左に押していきます。最大限に押し込んだら3秒間静止します
③ゆっくりと合わせた手と体の正面に戻します。この時も腕と大胸筋の力を抜かないようにします
④今度は左の大胸筋を最大に収縮させるイメージで、右腕を押していき、右同様に3秒間静止します。左右両方とも、腕の付け根の大胸筋を見るようにすると、意識が集中して筋肉に刺激がよく入ります

 左右1往復を1回として、筋力にもよりますが、3~5回1セットにして、2セットから始めて、慣れるにしたがって、回数やセット数を増やして行きます。

 アイソメトリックを動かしながら行うイメージです。常に力を入れた状態で、スムーズな動きで行うようにしてください。また、関節の可動域を最大限に使うようにすると、筋力強化が効率的に行えます。そうすると筋肉が熱を持ってくるのを感じられるはずです。うまくできていると、この運動だけで筋肉痛になります。筋肉痛は、筋肉に刺激が入っている、きちんと強化されているという証拠です。しっかりとやってみてください。

ウインドサーフィンの基本は体重移動ですが、強風に負けないために大胸筋は重要です

「ウインドサーフィンでは、マストに張ったセイルをブームでコントロールして技を出します。基本は体重移動ですが、細かい調整は腕で行うことになります。そのときに重要になってくるのが、やっぱり大胸筋です。特に風が強くて、大きな波に乗るときには、セイルを引きつけるのにパワーが必要なので鍛える必要があるんです。バイクではどうかわかりませんが、似た感覚じゃないかな。きちんと鍛えると、きっとライディングも変わってくると思います」

■杉 匠真(スギ タクマ)
2002年7月23日神奈川県生まれ。身長170cm、体重63kg。
6歳の時から本格的にウインドサーフィンを始める。ジュニアユース選手権では、2009~14年の小学校6年間連続優勝という記録を樹立。11年から波の中で演技を披露するウェイブパフォーマンスをはじめ、16年度JWA(Japan Windsurfing Association)フリースタイルアマチュア年間ランキン1位に。これによってプロ資格を得て、14歳8ヶ月の史上最年少プロに。18年、PWA(Pro Windsurfing Association)のU-17年間チャンピオンを獲得。その他、多数の優勝、入賞記録を誇っている。今後の活躍が大いに期待される、成長著しい若手ウインドサーファー 。

【了】

バイクde筋肉体操の画像を見る

画像ギャラリー

最新記事