ドゥカティ2020年モデルを一挙に発表 EICMA2019に先立ちその姿を公開【EICMA2019事前情報】
ドゥカティは2019年11月7日から開催されるEICM2019に先立ち、2020年モデルを一挙に公開しました。今回の発表では、3機種の新型車や既存モデルの新バージョン、E-bikeなど、様々なモデルが登場しています。
電動アシストバイクにも力を入れるドゥカティ
ドゥカティは、世界71ヵ国を代表する主要ディーラーから1000人以上の参加者が集結した『グローバル・ディーラー・カンファレンス』を2019年10月23日に開催。そのフィナーレを飾るイベントとして、2020年モデルの世界初公開を行いました。

今回の発表では、955ccエンジン搭載の『パニガーレV2』、2年連続で世界最多の販売台数を記録したスポーツバイク『パニガーレV4S』、1103ccを搭載したネイキッドモデル『ストリートファイターV4』の3車種がまったく新しいモデルとして紹介されています。
そのほか、会場には800ccエンジン搭載の『ドゥカティ スクランブラー・アイコン・ダーク』、快適性を犠牲にすることなく、長距離ツーリングを楽しみたいライダーのために設計された『ムルティストラーダ1260 Sグランド・ツアー』、2020年モデル用の新しいカラーを纏った2台のディアベル1260が登場しました。

また、2018年のEICMAで発表したe-Bike(電動アシスト自転車)MIG-RRで成功を収めたドゥカティは、オーリンズ製サスペンション、カーボン製ホイール、電子制御式ギアボックスを備えた50台限定の『MIG-RRリミテッド・エディション』や、楽しい走りを実現したいすべての人のためにデザインされた『MIG-S』、一流のコンポーネントを備えた“トレッキング”バージョンの『E-Scrambler』の3機種も発表しています。
今回の発表に際し、ドゥカティの最高経営責任者(CEO)、クラウディオ・ドメニカーリ氏は次のように話します。

「私たちは、ドゥカティ・ワールド・プレミア2020を、ここモーターバレーで開催することを選択しました。モーターバレーには、世界有数のブランドが集まっており、私たちもその一翼を担っていることを誇りに思っています」。
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近年の流れでは、国内外の多くのバイクメーカーがバイクの見本市『EICMA』で新型車を発表し、年末、または翌年に市販車として発表するケースが増えています。2020年3月に開催予定の大阪・東京モーターサイクルショーで是非、その姿を目にしたいものです。
【了】