70km/hの最高速と134km航続可能なNIU「N GT」の実力は?【TMS2019】

スマートフォンやタブレットのアクセサリーをメインに取り扱うMSソリューションズは、電動バイクブランド「XEAM(ジーム)」の新型車を東京モーターショーで発表しました。

余裕のある航続距離を実現した中国製の電動バイク

 電動バイクブランド「XEAM(ジーム)」を展開するMSソリューションズは、東京モーターショー2019で新型電動バイクNIU「NQi GT」(ニウ/エヌキューアイ・ジーティー)を初披露しました。

電気バイクを展開する「XEAM(ジーム)」の最新バイクNIU「NQi GT」

 2017年に立ち上げられた「XEAM」は、原付一種/二種の区分に属する電動スクーターを取り扱うブランドで、個性的なデザインが与えられた「REET(リート)」や「notte(ノッテ)」など、多数モデルを展開しています。

 東京モーターショー2019で初披露された「NQi GT」は、中国のNiu Technologies社が製造する「NIU」シリーズの日本仕様車で、パナソニック製リチウムイオンバッテリーとBOSH製モーターを搭載することで最高速70km/h、航続距離は最大134kmを発揮するものとなっています。

MSソリューションズの企画開発本部 XEAM事業部の小森章主任とNIU社の製品

 国内販売されている原付二種 電動バイクの中でも高性能なスペックが与えられた「N GT」について、MSソリューションズの企画開発本部 XEAM事業部の小森章主任に聞いてみました。

―――XEAMはいつ頃から立ち上げられたブランドなのでしょうか。

 2年半前くらいになります。一番最初に「notte」というモデルを販売し、その次に「REET/REET S」、そして今年の3月から中国のNiu Technologies社の「M+SPORT」「U Pro」を扱い始めました。2020年の3月からは、今回展示したハイパワーモデル「NQi GT」を展開する予定です。

―――なぜ、よりハイパワーな「NQi GT」を取り扱うことにしたのですか。

 中国の都市部ではほぼガソリン車が走っていません。また、中国の法律が改正されて免許無しで乗れるバイクが凄く小さいものしか無くなってしまったんです。そのため、今まで販売していたモデルはヨーロッパ向けのモデルとして輸出するケースが増えています。

 そこでMSソリューションではその中のひとつである「NQi GT」を日本に導入し、車種の拡充を図ることにしました。

―――主な機能や走行性能について教えて下さい。

 オートクルーズやウインカーのオートキャンセラー、回生ブレーキなどが備わっています。また、2020年からはNIU専用のスマートフォンアプリも展開予定で、このアプリを使用することで、走行距離や走行履歴、自車位置の確認、速度統計、トラブルコード、バッテリー残量など、バイクの状態をスマホ一台で管理することが可能となります。

―――実際の航続距離はどの程度になるのでしょうか。

2019年から取り扱いを開始した原付二種の電動バイク「M+SPORT」

 カタログ上のスペックですとエコモードで134kmとなっています。先行して発売している同メーカーの「M+SPORT」がカタログ上で120km、何も気にせず乗ると70km程度ですので、同じ原付二種の「NQi GT」も同程度になると思います。

―――回生ブレーキでは、電気をどの程度回収できるのでしょうか。

 大体6%程度が目安ですが、正直乗っていて体感出来るレベルではありません。

―――充電にはどれくらいの時間が掛かりますか?

 おおよそ7から10時間程度かかります。ただし、「M+SPORT」でも体感しましたが、最低でも70km程度は走りますので、都市部や近場の移動であれば十分に使えます。

2つのバッテリーを搭載するすることでパワフルな走りを実現した「N GT」

 また、「NQi GT」ではバッテリーをシート下と足元下の2つ搭載していますので、カタログ上では70km/h、メーター読みですと50から60km程度まで速度が出ます。バッテリーは並列接続のため、片方のみでも走行可能ですが、その場合は最高速が45km/hに制限されます」。

※ ※ ※

 現在では全国に212の取り扱い店を持つXEAMブランドの新製品、「NQi GT」は価格(消費税込)39万8000円で、ブラックの他、ホワイトのボディカラーも用意されるようです。

【了】

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